DTM/DAW関連用語【オ】
DTM/DAW関連用語 |
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オシレーター |
表記 |
〔oscillator〕 |
解説 |
発振器のこと。シンセサイザーでは音作りの基となる音の波形を発振する回路に相当し、OSCと略記されることが多いです。代表的な波形としてはノコギリ波、矩形波、三角波、パルス波、正弦波などがあります。アナログ・シンセサイザーの場合は、このオシレーター波形の選択によって作り出される音の傾向が決まってきます。反対にデジタル・シンセサイザーの場合は、サンプリングによって予め取り込まれた波形(PCM音源)や計算によって、デジタル的に作り出された波形がオシレーターに相当し、それを基に音作りを行います。 |
DTM/DAW関連用語 |
オーディオ・インターフェース |
表記 |
〔audio interface〕 |
解説 |
PCにアナログ音声信号を入出力する事が出来るようにする為の外部装置のこと。今日では主としてUSBやIEEE1394(Fire Wire)によってPCに接続するものが多いです。アナログ音声信号の入出力は1系統のものから複数の信号を入出力できる機種まであり、その端子には標準プラグの他にXLR入力やTS(2極)/TRS(3極)、RCAラインなどを備えるものや、マイク・プリアンプを内蔵している機種もあります。また、MIDIインターフェースを備える複合的な機種もあります。 |
DTM/DAW関連用語 |
オーディオ・トラック |
表記 |
〔audio track〕 |
解説 |
オーディオ機能を持つシーケンス・ソフト(DAWソフトウェア)で、MIDIデータではなくデジタル・オーディオ・データが記録されているトラックのこと。 |
DTM/DAW関連用語 |
オーディオビン |
表記 |
〔audio bin〕 |
解説 |
アップル社のDAWソフトウェアLogicで使われている用語で、「ビン」とは貯蔵所の意味。オーディオ・ファイルのサムネイルのようなもので、プロジェクト内のオーディオ・ファイルと基本情報が一覧表として表示され、オーディオ・ファイルの追加やフォーマットの変換・保存などの操作が直接行えます。 |
DTM/DAW関連用語 |
オーディオ・ボード |
表記 |
〔audio board〕 |
解説 |
デジタル・オーディオを扱うための回路を組み込んだ基板。通常はD/A及びA/D変換の回路と、アナログ及びデジタルのサウンド入出力端子を持っています。 |
DTM/DAW関連用語 |
オート・アルペジオ |
表記 |
〔auto arpeggio〕 |
解説 |
→アルペジエーター |
DTM/DAW関連用語 |
落とし |
表記 |
〔track down/TD〕 |
解説 |
→トラック・ダウン |
DTM/DAW関連用語 |
オーバーサンプリング |
表記 |
〔oversampling〕 |
解説 |
アナログ音声信号をデジタルに変換すること。またデジタル・オーディオ・データをアナログに変換して、再生時に実際の周波数よりも高いサンプリング周波数で処理を行うこと。ノイズを除去する際の信号への影響が少なくなり、音質向上にメリットがありますが高い処理能力が必要となります。 |
DTM/DAW関連用語 |
オーバーダビング |
表記 |
〔overdubbing〕 |
解説 |
多重録音を行うときのテクニックの一つ。既に録音された演奏を再生しながら、別のトラックに別の演奏を新たに録音すること。現在のロックやポップスのレコーディングでは、全パートを同時に演奏して録音するのではなく、1パートずつオーバーダビングを繰り返して録音していく方法が一般的となっています。またシーケンサーでも、既に録音済みのMIDIトラックを聴きながら別のトラックに新しいMIDIデータを入力していく作業を、オーバーダビングと呼んでいます。オーバーダブと呼ばれることも多いです。 |
DTM/DAW関連用語 |
オーバーダブ |
表記 |
〔overdubbing〕 |
解説 |
→オーバーダビング |
DTM/DAW関連用語 |
オーバードライブ |
表記 |
〔overdrive〕 |
解説 |
歪み系エフェクターの一種。歪み系エフェクターにはオーバードライプの他に「ディストーション」や「ファズ」などがありますが、入力側から意図的に過大な人力電圧を加えて過大増幅させ、飽和状態を作って出力音を歪ませることをオーバードライブと呼んでいます。従来はアンプそのものでオーバードライブ効果を作り出していましたが、今日ではその仕組みを半導体回路で擬似的に生み出す方法が一般的となっています。歪みの度合いはディストーションよりも浅い感じになります。 |
DTM/DAW関連用語 |
オーバーライト |
表記 |
〔overwrite〕 |
解説 |
既に記録されているデータの上にデータを上書きすること。 |
DTM/DAW関連用語 |
オフセット |
表記 |
〔offset〕 |
解説 |
元々は差し引き計算の意味。あるデータの位置を基準点からの差、つまり距離で表した相対位置のことを指します。 |
DTM/DAW関連用語 |
オプティマイズ |
表記 |
〔optimize〕 |
解説 |
最適化するということ。ディスク・メディアでは、データの読み書きを繰り返すことにより未使用領域を連続して確保できず、データが繋がっていない空き領域に書き込まれるフラグメンテーションという状態が生じます。そうした場合、データの検索や領域の確保に時間が掛かりパフォーマンスが低下します。オプティマイズの役割はこのフラグメンテーションを解消することです。 |
DTM/DAW関連用語 |
オペレータ |
表記 |
〔operator〕 |
解説 |
FM音源において正弦波を出力する発振器のようなもの。 |
DTM/DAW関連用語 |
オペレーティング・システム |
表記 |
〔operating system〕 |
解説 |
→OS |
DTM/DAW関連用語 |
オムニ・モード |
表記 |
〔omni mode〕 |
解説 |
「オムニ」とは「すべての」ことで、MIDIの受信状態を決めるモードの一つ。オムニ・モード・オンの場合は、MIDIチャンネルに関わらず全てのデータを受信しますが、オムニ・モード・オフの場合は、MIDIチャンネルを認識して設定されたチャンネルのデータしか受信しません。 |
DTM/DAW関連用語 |
オールインワン・シンセ |
表記 |
〔all in one synthesizer〕 |
解説 |
音色作りや演奏するための機能に加え、音楽制作に必要な機能を搭載したシンセサイザーのこと。音源、エフェクター、自動演奏を行うシーケンサーを内蔵した機種を指し、ハードディスク・レコーディング機能やサンプラーを内蔵している機種もあります。 |
DTM/DAW関連用語 |
音源ボード |
表記 |
〔sound board〕 |
解説 |
→サウンド・ボード |
DTM/DAW関連用語 |
音源モジュール |
表記 |
〔tone generator module〕 |
解説 |
電子鍵盤楽器の鍵盤部分を取り除いた、音源部の機能のみを独立させた楽器。シーケンサーやMIDIキーボードからMIDI情報を送信して演奏します。ギター・シンセサイザー、ウィンド・シンセサイザーなどの音源としても利用できます。 |
DTM/DAW関連用語 |
音符分解能 |
表記 |
〔time base〕 |
解説 |
→タイム・ベース |