DTM/DAW関連用語【サ】
DTM/DAW関連用語 |
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サイマルシンク |
表記 |
〔Simul-Sync〕 |
解説 |
ティアック社のシンクロ・レコーディング機構の名称。 |
DTM/DAW関連用語 |
サウンド・エフェクト |
表記 |
〔sound effect〕 |
解説 |
→SE |
DTM/DAW関連用語 |
サウンド・ボード |
表記 |
〔sound board〕 |
解説 |
コンピューターなどの拡張バスに接続する拡張ボードの一つ。コンピューターに搭載して楽音の発音機能を装備し、DAWソフトウェアなどから外部音源と同様に扱えるようにするものや、シンセサイザーや音源モジュールなどに搭載して新たな音源システムや音色を装備し、内蔵音色同様に扱えるようにするものなどがあります。 |
DTM/DAW関連用語 |
サウンド・モデリング・システム |
表記 |
〔sound modeling system〕 |
解説 |
モデリングとは模型を作るという意味で、サウンド・モデリング・システムとは、対象となる楽器のサウンドを演算処理によってシミュレーションするもの。サンプリングされたPCMデータをベースに、色々な弾き方をした際に対象楽器の各パーツがどのような動作をするのかなどを分析し、それを演算によって再現するシステムです。対象楽器のニュアンスを細部まで再現することに留まらず、各パーツに実際には用いられない素材を使用した場合のシミュレーションなどによって、実際には存在しない楽器音を生成することも可能になっています。楽器だけではなくアンプやエフェクターなども対象としています。 |
DTM/DAW関連用語 |
サウンド・ライブラリー |
表記 |
〔sound library〕 |
解説 |
音色データなどが収められている市販のDVDやCD-ROM、ROMカードなどのこと。 |
DTM/DAW関連用語 |
サステイン |
表記 |
〔sustain〕 |
解説 |
サステイン・レベルの略。シンセサイザーで音の時間的変化を作り出すエンべロープ・ジェネレーターのパラメーターの一つ。鍵盤を押している間の音量レベルを指します。 |
DTM/DAW関連用語 |
サステイン・ペダル |
表記 |
〔sustain pedal〕 |
解説 |
音を長く伸ばすためのペダルのこと。主としてシンセサイザーやデジタル・ピアノなどの鍵盤楽器で使用されます。踏むことによって設定されたエンべロープのディケイ・タイムに関わらずサステイン・レベルが持続し、ペダルを離すことによって音が止まります。ピアノのダンパー・ペダルに似ていますが、ダンパー・ペダルは弦の振動を抑制するダンパーを開放することによって、音が長く伸び弦の共鳴も豊かになるペダルであり、サステイン・ペダルとは異なる機構となります。 |
DTM/DAW関連用語 |
サード・パーティ |
表記 |
〔third party〕 |
解説 |
別集団(会社)のこと。ある製品でソフトウェアや周辺機器の開発を行うメーカーとは異なる別の集団(会社)のことを指します。 |
DTM/DAW関連用語 |
サーバー |
表記 |
〔server〕 |
解説 |
ユーザーのリクエストに応じて何かしらのサービスを提供するソフトウェアのこと。サービスを提供する側のハードウェアもサーバーと呼ばれることがあります。ネットワークで連結されたハードディスクにデータを保存し読み出すことが可能なFTPサーバー、Webサイトのページを構成するHTMLファイルや画像・音声ファイルなどを保存してユーザーが閲覧できるWebサーバーなどがあります。 |
DTM/DAW関連用語 |
サブコード |
表記 |
〔sub-code〕 |
解説 |
デジタル・オーディオ・メディアに記録されているオーディオ・データ以外の付加情報を指します。市販のCDなどではアルバム・タイトル、収録曲番号、演奏時間などが記録されています。サブコード記録用の領域には空きがあるため、その領域に画像データなどを記録する場合もあります。 |
DTM/DAW関連用語 |
サラウンド |
表記 |
〔surround〕 |
解説 |
元来は包囲することの意味。音響の分野では音声を記録・再生するための手法の一つ。左右の広がりとある程度の奥行き感を再現するステレオ音響(2.0ch)に対して、サラウンド音響はリスナーを取り囲み前後左右の立体的なサウンドを再現したもの。フロントの左右、センターとリアの左右にスピーカーを配し、重低音専用のサブウーファーを加えた5.1chのシステムが主流となっているサラウンド・システムです。 |
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残響 |
表記 |
〔reverberation〕 |
解説 |
→リバーブ |
DTM/DAW関連用語 |
サンプラー |
表記 |
〔sampler〕 |
解説 |
実音をデジタル録音した波形を編集し鍵盤などで演奏できるようにした楽器のことで、サンプリング・マシンと呼ぶこともあります。通常はオシレーターは搭載されておらず、取り込んだデジタル波形の再生範囲を設定したり、任意の範囲をループさせたりといった編集機能が搭載されていて、新たにエンべロープを設定できる機種もあります。当初は鍵盤を装備したサンプラーが多く存在しましたが、MIDIの普及に伴い鍵盤を取り除いた音源モジュール・タイプの製品が主流となりました。編集されたデジタル波形は、それぞれ発音させるためのMIDIキー・ナンバーを指定することによって、 鍵盤やパッドなどの外部コントローラーと関連付けられます。磁気テープに楽器の実音などを録音して、鍵盤を押すことによってテープを再生したメロトロンという楽器がこうしたサンプラーの発祥とも言えます。メロトロンではテープの長さに相応した音の持続しかできず、また一度鍵盤を押すと常にテープの最後まで再生されてしまう為その用途は限られていました。デジタル録音によるサンプラーが登場してからは、よりフレキシブルに使用できるようになり、1980年代中頃にはサンプラーを用いなければ実現できないような音楽も盛んに作られました。しかし当時のサンプラーは搭載されているメモリー容量が非常に少なかった為、サンプリングできる時間は短く内蔵できる波形の数も少なかった為、フロッピーディスクなどの外部記憶装置からデータを供給しながら使用する必要があり、このような要因がライブなどで使用する際のネックとなっていました。その後1990年に入ると、内蔵されるメモリーの容量も拡大し数曲分をフルで入れられるようになり、ライブやクラブ・イベントで使用される機会も増えていきました。今日ではワークステーション・タイプのシンセサイザーにサンプリング機能が搭載されていたり、進化するハードディスク・レコーダーやDAWソフトウェアとの機能差がなくなってきた為、単体のサンプラーは減少しています。 |
DTM/DAW関連用語 |
サンプリング |
表記 |
〔sampling〕 |
解説 |
標本化のこと。楽器の分野では実音を録音し、それを音源として利用する手法を指します。 |
DTM/DAW関連用語 |
サンプリング周波数 |
表記 |
〔sampling frequency〕 |
解説 |
アナログ信号をデジタル符号に変換するためのサンプリングを1秒間に何回行うかを表す数値で、単位はHz(ヘルツ)で表されます。サンプリング周波数の数値が高いほど音質は良くなりますが、比例するようにデータ・サイズも大きくなります。市販のCDのサンプリング周波数は44.1kHzで、1秒間に44,100回のサンプリングが行われることになります。デジタル・オーディオ機器では、扱える音声信号の最高周波数がサンプリング周波数によって決定し、サンプリング周波数の1/2以上の周波数を持つ信号は正しくサンプリングされません。サンプル・レート、サンプリング・レートも同義。 |
DTM/DAW関連用語 |
サンプリング・タイム |
表記 |
〔sampling time〕 |
解説 |
サンプラーメモリーの記憶可能領域(時間)のこと。サンプリング周波数を下げればサンプリング・タイムは長くなります。 |
DTM/DAW関連用語 |
サンプリング・マシン |
表記 |
〔sampling machine〕 |
解説 |
→サンプラー |
DTM/DAW関連用語 |
サンプリング・レート |
表記 |
〔samplimg rate〕 |
解説 |
→サンプリング周波数 |
DTM/DAW関連用語 |
サンプル |
表記 |
〔sample〕 |
解説 |
サンプリングによって取り込まれた素材状態のPCM波形。 |
DTM/DAW関連用語 |
サンプル・ダンプ・スタンダード |
表記 |
〔sample dump standard〕 |
解説 |
MIDIのユニバーサル・エクスクルーシブ情報の一種。機種ごとに異なっていたサンプラーなどのウェーブ・データのフォーマットを統一し、他の機種に転送して使えるようにするために定められた規格。ウェーブ・データとスタート/ストップ・ポイント、及びループ・タイプの設定が含まれています。サウンドそのものが転送されるわけではないので、ある機種のサンプリング・サウンドが別の機種でそのまま再生できるというわけではありません。あくまで互換性があるのはウェーブ・データ・レベルとなります。 |
DTM/DAW関連用語 |
サンプル・レート |
表記 |
〔sampling rate〕 |
解説 |
→サンプリング周波数 |