DTM/DAW関連用語【ホ】
DTM/DAW関連用語 |
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ボイス |
表記 |
〔voice〕 |
解説 |
音楽における声部のこと、元々は「声」の意味。シンセサイザーでは、同時発音数のことなどを指します。また、一つの音色を構成するパラメーター・セットの意味でも用いられます。 |
DTM/DAW関連用語 |
ボイス・メッセージ |
表記 |
〔voice message〕 |
解説 |
MIDIのチャンネル・メッセージに含まれる情報のことで、正式名称はチャンネル・ボイス・メッセージといいます。通常の演奏情報を示すメッセージで、ノートオン/オフ、コントロール・チェンジ、プログラム・チェンジ、ピッチベンド、ポリフォニック・キー・プレッシャー、チャンネル・キー・プレッシャーの各メッセージが、チャンネル・ボイス・メッセージに含まれます。 |
DTM/DAW関連用語 |
ボーカロイド |
表記 |
〔vocaloid〕 |
解説 |
ヤマハ社の音声合成技術のことで、その技術を応用した製品の総称。ボカロという略称で親しまれています。人の声をサンプリングした合成音声で、歌詞とメロディを入力したものを歌わせることができ、2003年に初めて発売されました。ボーカロイドで作成できるのは歌唱のみで、伴奏などを作成する場合は別のソフトウェアを利用する必要があります。2007年に発表された「VOCALOID2」は、DTMソフトウェアを取り扱うメーカーなどにライセンスされ、各社からサンプリングされた音声を収録した歌手ライブラリーが数多く発売されています。その中でもクリプトン・フューチャー・メディアから発売された「初音ミク」が大ブレークしました。 |
DTM/DAW関連用語 |
ボコーダー |
表記 |
〔vocoder〕 |
解説 |
マイクから入力した音声を楽器音と合成し、鍵盤で指定した音の高さで出力する装置。元々は音声通信における音声圧縮技術として生まれたもので、1928年にアメリカ・ベル研究所のホーマー・ダッドリー(Homer Dudley)によって基本構造のアイディアが発案されました。独特の機械的な声が生成されるため、出力された音声はロボットボイスなどとも呼ばれ、エフェクターや電子楽器の一種として扱われています。 |
DTM/DAW関連用語 |
ポップアップ・メニュー |
表記 |
〔pop-up menu〕 |
解説 |
コンピューターの操作画面で、ユーザーがマウスの右ボタンをクリックすると表示されるメニューのこと。Mac OSではコンテクスト・メニューといいます。 |
DTM/DAW関連用語 |
ポート |
表記 |
〔port〕 |
解説 |
元々は「港」の意味。コンピューターの分野では、外部機器とデータを交信するための入出力端子を指します。 |
DTM/DAW関連用語 |
ポリ・モード |
表記 |
〔poly mode〕 |
解説 |
→MIDI |
DTM/DAW関連用語 |
ボリューム・ペダル |
表記 |
〔volume pedal〕 |
解説 |
電子楽器等の機材の音量を足でコントロールするための装置のことで、フット・ボリュームともいいます。音量以外にも、モジュレーションなどの量的なパラメーターを足でコントロールするためのペダルもボリューム・ペダルと呼びます。 |
DTM/DAW関連用語 |
ポリフォニック |
表記 |
〔polyphonic〕 |
解説 |
「多声部の」という意味。楽器やシンセサイザーでは、同時に複数の音(和音)の発音ができることを指します。ギターは6音ポリフォニック、ピアノは鍵盤の数だけ同時に発音することができるので完全なポリフォニックとなります。一方、管楽器は楽器の構造上で同時に1音以上を発音することができないので、モノフォニックの楽器になります。 |
DTM/DAW関連用語 |
ポルタメント |
表記 |
〔portament〕 |
解説 |
ある音から別の音に移る際に、滑らかに徐々に音程を変えながら移る演奏技法のこと。「声を運ぶ」の意味で<伊:portar la voce 仏:port de voix>に由来し、声楽やヴァイオリンなど擦弦楽器の表現方法でした。実際の鍵盤楽器では構造上この奏法は行えませんが、シンセサイザーの場合はこの奏法を実行できる機能が多くの機種に搭載されています。 |