DTM/DAW関連用語【M】

TOP ＞ DTM/DAW ＞ DTM/DAW関連用語集＞ DTM/DAW関連用語【M】

DTM/DAW関連用語【M】

DTM/DAW関連用語
Macintosh
解説
パーソナル・コンピューターの名称で、アップル社が開発。1984年に発売されて以来、数多くのシリーズが登場しています。MacOSと呼ばれるアップル社の開発によるOSが使用されていて、1984年の発売当初としては画期的なGUIを早々に導入していました。
DTM/DAW関連用語
Mac OS
解説
→Macintosh
DTM/DAW関連用語
MD
表記
〔mini disc〕
解説
ミニディスクの略。オーディオ用光ディスクのことで、ソニー社が開発。CDの約半分の大きさ（直径6.4cm＝2.5インチ）で、CDと同様の記録時間を備えます。ディスクには2種類あり、録音再生が可能な録再用ディスク（光磁気ディスク）と、再生専用ディスク（光ディスク）がありました。サンプリング周波数もCDと同等の44.1kHzで、小スペースにCD同様の記録時間を確保するため、ATRAC（不要データを削除してデータ・サイズを1/4まで圧縮可能な耳のマスキング効果を利用したもの）と呼ばれるデータ圧縮を行っています。MDデータと呼ばれるフォーマットは、MDマルチトラック・レコーダーに使用されていました。カセットテープの後継として、一時期は携帯型音楽プレーヤーの主力メディアでしたが、ハードディスクやメモリを使用した携帯型デジタル音楽プレーヤーの普及で過去のものとなりました。
DTM/DAW関連用語
MIDI イベント
表記
〔MIDI event〕
解説
→イベント
DTM/DAW関連用語
MIDI インターフェース
表記
〔MIDI interface〕
解説
コンピューターとMIDI機器を接続するためのインターフェース。拡張スロットに装着するタイプ、USBやFireWireポートに接続するタイプなど、様々なタイプのインターフェースがあります。インターフェースを内蔵するシンセサイザーなどの電子キーボードは、USBでPCとダイレクトに接続するだけでMIDIデータの交信が行える機種が多いです。
DTM/DAW関連用語
MIDI エフェクター
表記
〔MIDI effects〕
解説
MIDIメッセージ自体を変化させるエフェクター。
DTM/DAW関連用語
MIDI クロック
表記
〔MIDI clock〕
解説
MIDIシステム・リアルタイム・メッセージのタイミング・クロックのこと。シーケンサー、リズム・マシンなどのMIDI機器を、同期させる場合のタイミング指針になります。
DTM/DAW関連用語
MIDI ケーブル
表記
〔MIDI cable〕
解説
両端に5ピンのDINプラグを備えるケーブルで、MIDI機器同士の接続に利用されます。5ピン中の1番と3番は使用されず、5番はMIDI情報の送受信、2番は保護体、4番はアース用に使用されています。
DTM/DAW関連用語
MIDI シンク
表記
〔MIDI synchronize〕
解説
スタート、ストップ、タイミング・クロックのMIDIシステム・リアルタイム・メッセージを使用して、MIDI機器などを同期演奏させること。
DTM/DAW関連用語
MIDI スルー・ボックス
表記
〔MIDI thru box〕
解説
MIDI信号を分配するユニットのことで、MIDI信号のパラボックスを指します。
DTM/DAW関連用語
MIDI タイム・コード
表記
〔MIDI timecode〕
解説
絶対時間を示すSMPTEのタイム・コードをMIDIに変換したもので、MTCと略記。MIDI機器とMTRまたはMIDI機器とVTRなどとの間で、正確な同期を可能にするために設けられました。
DTM/DAW関連用語
MIDI 端子
表記
〔MIDI terminal〕
解説
MIDIデータを送受信するための端子。楽器などの端子に装備され次のようなものがあります。①MIDIアウト…楽器の演奏や操作をした際にMIDI情報を送信。②MIDIイン…外部からの演奏情報を受信して楽器を動作。③MIDIスルー…MIDIインから受信したMIDIデータをダイレクトに外部出力。以上の3種類があります。またUSB接続でMIDIの送受信が行える機種が多いです。
DTM/DAW関連用語
MIDI チャンネル
表記
〔MIDI channel〕
解説
1台のマスター・キーボードやシーケンサーで複数のMIDI機器を制御するため、MIDIデータの送信先を識別できるように設けられたもの。1～16chあり、受信チャンネルが送信側と一致しないとMIDI情報を受信することはできません。受信側の複数の音源を別々の受信チャンネルに設定しておき、送信側でMIDIチャンネルを振り分けてデータ送信することによって、別々の受信チャンネルに設定しておいたの音源を分けて発音させられます。
DTM/DAW関連用語
MIDI パッチベイ
表記
〔MIDI patchbay〕
解説
オーディオ・ケーブルのパッチベイのMIDI版で、MIDIケーブルの接続を切り換えるための周辺機器。MIDIパッチベイを用いた例では、ある音源のピアノ音色を弾く場合はピアノ・タッチのウェイト鍵盤、オルガン音色を弾くときはシンセ・タッチの軽い鍵盤、このような音色によってタッチを変更したい場合などにMIDIパッチベイを使用すれば、配線替えを行う必要がなく切り換えられるというものです。
DTM/DAW関連用語
MIDI フィルター
表記
〔MIDI filter〕
解説
MIDIエフェクターの一種。MIDI情報の中で何かしらのメッセージの除去や、別のメッセージに変換したりするもの。DAWソフトウェアに入力フィルターが備わっていることや、送信側の機器でもMIDI情報をフレキシブルに扱えることにより、MIDI フィルターは必要とされるケースは少ないです。
DTM/DAW関連用語
MIDI マシン・コントロール
表記
〔MIDI machine control〕
解説
MIDIシステム・エクスクルーシブ・メッセージを利用して、MTRやVTRなどの機器をコントロールするためのMIDI情報。
DTM/DAW関連用語
MIDI ミキサー
表記
〔MIDI mixer〕
解説
MIDIエフェクターの一つで、MIDIマージャーとも呼びます。複数のMIDI信号をミックスし、1つのMIDI信号として出力します。
DTM/DAW関連用語
mLAN
表記
〔music local area network〕
解説
音楽の分野でIEEE1394規格を適用するための通信規格で、ヤマハが提唱。ヤマハ製のシンセサイザーやオーディオ機器などが対応し、制御信号と共にマルチチャンネルのデジタル・オーディオ・データやMIDIデータなどを、一括して高速で交信ができるというメリットがあります。
DTM/DAW関連用語
MMC
表記
〔MIDI machine control〕
解説
→MIDIマシン・コントロール
DTM/DAW関連用語
MME
表記
〔multi media extension〕
解説
WINDOWS用のオーディオ・ドライバーの一つ。WINDOWSでオーディオや映像を扱う際の標準ドライバー（API）として使用され、WINDOWS3.1から標準パッケージとなります。WINDOWS Vistaでは「WASAPI」ドライバーが採用されましたが、Vista以降のWINDOWS7環境ではMMEは使用可能となっています。但しDTMで利用するにはレイテンシーが大きく不向きな為、代わりにAISOが使用されます。
DTM/DAW関連用語
MMX
表記
〔multi media extension〕
解説
オーディオ、ビデオ、3Dグラフィックスなどのマルチメディアを処理する機能で、インテル社の開発したCPUに搭載されています。高速そして同様の演算を大量に行うような用途に適し、音楽関連ではソフトウェア・シンセサイザーなどに応用されています。
DTM/DAW関連用語
MP3
表記
〔MPEG audio player-3〕
解説
オーディオ・データの圧縮フォーマットの一つ。映像データ圧縮方式であるMPEG-1で利用される音声圧縮方式を応用したもの。非可逆圧縮方式で、人間が聴き取りにくい周波数帯域のデータを取り除くことによって高い圧縮率を得る方式。圧縮率の高さに対して音質劣化が少ない為、インターネットを介したデータ交信での応用、また音楽配信サイトでは標準のフォーマットとして使用されています。
DTM/DAW関連用語
MSB
表記
〔most significant byte〕
解説
MIDIコントロール・チェンジ・データ中、2バイト構成の上位バイトのことで、LSB（下位バイト）と組み合わせて使用します。1バイトの場合は128段階のデータ値を表現することができますが、2バイトの場合は16,384段階のデータ値を表現することができます。
DTM/DAW関連用語
MTC
表記
〔MIDI timecode〕
解説
→MIDIタイム・コード
DTM/DAW関連用語
MTR
表記
〔multi-track recorder〕
解説
マルチトラック・レコーダーのこと。多数の録音トラックを装備し、複数のパートをそれぞれ別のトラックに独立して録音/再生が行える機能を備えます。