音楽用語 【メ】
音楽用語 |
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メッセージ・ソング |
解説 |
1960年代から1970年代、日本の初期のフォークンングで歌われたプロテスト・ソングの呼称。戦争、資本主義、差別などの社会の支配層に対する反抗などのメッセージが込められていました。 |
音楽用語 |
メトード・ローズ |
外国語表記 |
〔仏:Methode Rose〕 |
解説 |
フランスのピアノ教師エルネスト・ヴァン・ド・ヴェルドが子供のために作成したピアノ教則本。フランスの子供の歌をベースにした点に特徴があり、日本では昭和26年に安川加寿子氏によって翻訳され、戦後の新しい教則本として注目されました。 |
音楽用語 |
メドレー |
外国語表記 |
〔英:medley〕 |
解説 |
2つ以上の曲を連続して演奏、歌うこと。 |
音楽用語 |
メトロノーム |
外国語表記 |
〔英:metronome〕 〔独:Metronom〕 〔仏:metronome〕 〔伊:metronomo〕 |
解説 |
テンポを表示する機器。1812年にオランダのヴィンケルが発明し、ドイツのメルツェルが改良しました。四分音符=72のように、1分間に打たれる拍数を数字で示します。 |
音楽用語 |
メヌエット |
外国語表記 |
〔独:Menuett〕 〔英:minuet〕 〔仏:menuet〕 〔伊:minuetto〕 |
解説 |
4分の3拍子の舞曲。17世紀半ばにルイ14世の宮廷で公式の宮廷舞踏として採用されたため、中庸なテンポで優雅な気品を特徴としています。やがてM1ーM2ーM1のように中間に第2メヌエットを置く複合三部形式の形をとるようになり、この第2メヌエットは当初の編成が3重奏だったため、後に編成に関係なくトリオと呼ばれるようになりました。またメヌエットは古典派の室内楽、交響曲の第3楽章の中で生き残りましたが、ベートーヴェン以降はスケルツォにとって替わられます。 |
音楽用語 |
めりはり |
解説 |
音の強弱の変化や、表情の変化などのこと。 |
音楽用語 |
メレンゲ |
外国語表記 |
〔西:merengue〕 |
解説 |
西インド諸島、ドミニカのカーニバルのダンス音楽で、4分の2拍子の軽快なリズムの舞曲。1950年代にヨーロッパに紹介されました。 |
音楽用語 |
メロ譜 |
読み方 |
〔メロふ〕 |
解説 |
歌のメロディとコード・ネームが記された楽譜で、メロディ楽譜の略称。イントロ、エンディング、オカズ(フィル・イン)等の付いたものもあります。 |
音楽用語 |
メンフィス・サウンド |
外国語表記 |
〔米:Memphis sound〕 |
解説 |
1970年前後にアメリカ、テネシー州メンフィスで起こった黒人音楽。リズム・アンド・ブルースを基調とし、感情を込めたシャウト唱法に特徴があります。 |