協和音程と不協和音程 【楽典】ピアノ/ギター入門 初心者向け音楽 音符・楽譜の読み方
音程には協和音程と不協和音程というものがあり、協和音程は振動数の比が単純な音程で、協和音程の関係にある二つの音は心地よく響き合います。
協和音程と不協和音程 [英:consonant interval / dissonant interval]
協和音程には8種類があり、「完全協和音程」と「不完全協和音程」に分けられます。
一方の不協和音程は協和音程以外のすべての音程を指し、振動数の比が複雑なため溶け合わず濁った響きになります。
心地よい協和音程だけの音楽では、だんだんとつまらない音楽になってしまいますので、不協和音程を織り交ぜて楽曲が作られていきます。
不協和部分の緊張が協和音程でほぐれたりと、協和音程を引き立たせる役目や、連続する不協和音程によって不安感を演出したりと、特殊な効果をねらう役目などがあります。
互いに引き立てあって美しい音楽が生まれます。
完全協和音程
不完全協和音程
不協和音程