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正しい持ち方と楽器によって違うヴィブラート

正しい持ち方をしなければいけない理由

 

楽器を構えた際に身体のどこかに無理が生じていると、長時間に渡って練習することが苦痛になり、技量を向上させる上での妨げになってしまいます。

 

基本的な姿勢では、背骨を伸ばして、腕を45度に広げて肩が下がった状態の部分に楽器を据えるように心掛けましょう。

 

楽器側に身を委ねるような構え方では、猫背になってしまい呼吸に乱れが出るので、音も悪くなってしまいます。

 

また、楽器を構えた際に両手の指の関節が曲がっていたり、指が伸びきっているなどの不自然な形になっていると、余分な力が入って身体が硬直してしまいやすいので、結果的に音に悪影響を与えてしまいます。

 

余分な力が加わらないように、軽く指を曲線で曲げた状態にするのが理想的で、木管楽器でキーに指を当てる場合は、この形を意識するようにしてみましょう。

 

金管楽器を握る際も同様ですが、トランペットなどの楽器を思わず強く握ってしまい、左手の指に力が入ってしまうケースがよくありますので気を付けるようにしましょう。

 

 

楽器によって異なるヴィブラート方法

 

フルートやサクソフォンなどの楽器で、ただ単に音をまっすぐに伸ばすのではなく、音を一定の周波で震わせて演奏することがありますが、この奏法は「ヴィブラート」と呼ばれ、音に躍動感や潤いを与えたり、気分の高揚を表現するために用いられています。

 

このヴィブラートを大別すると二種類に分けられ、一つ目は息のコントロールで強弱の波を形成するもので、二つ目は顎の上下運動などで音程を上下に揺らすものとに分類できます。

 

一つ目の奏法は歴史が古く感情表現が主な目的で、二つ目は大きなホールで音を目立たせることが目的で、19世紀に入り使われ始めたと言われています。

 

ヴィブラートが使われる頻度は楽器やジャンルによって異なり、クラリネットでのヴィブラートは、ジャズではよく使われますがクラシックではあまり用いられず、金管楽器のトランペットやトロンボーンなども同様の傾向があります。

 

クラシックで常にヴィブラートが用いられているフルートやサクソフォンなどは、20世紀初頭にジャズの影響を受けてフランスの奏者が使い始めたのがきっかけだと言われています。

 

 

 

金管楽器は息が管を流れているの?

 

管楽器は管の中に息を吹き込んで発音させているので、管の出口から吹き込んだ空気が出ていることを想像しますが、実際に確認してみても、直接手に触れるほどの空気は感じられません。

 

管は出口であるベルの部分に向けて徐々に太くなっているので、4000cc程度の人間の肺活量の空気は、スピードが落ちて失われてしまいます。

 

現実には空気の流れではなく、唇で発生した振動が管の中を伝達して、それがベルで増幅されて音の出力につながっています。

 

ですので大きな音を発音させるためには、唇を効率良く振動させることが大切で、無造作に息を吹き込んだり、力んで力任せになってしまうと身体や唇が硬くなり、唇の振動を妨げてしまうので逆効果になってしまいます。

 

効率よく振動している唇の動きを妨げずに、息の圧力で周りの筋肉など他の部分の形が崩れないようにすることが、金管楽器を演奏する上でのポイントになります。

 

木管楽器も同様に、クラリネットやサクソフォンなどで大きな音を発音させるためには、振動の発生源であるリードを効率よく振動させることが大切で、無造作に息を吹き込んだり、力んで力任せになってしまうと、リードの振動を妨げることになるので豊かな音が出ることはありません。

  







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