音の止め方を知っておく

タンギングを知れば音の止め方も知っておく

管楽器の学習法では、音のスタートのタンギングを重点的に学ぶことが多いのですが、同時に必要なスキルとなる「音の止め方」の方法について疎かになるケースがありますので、しっかりと学び練習を積むようにしましょう。

クラシックとジャズでは、舌を用いて音を止める捉え方に違いがあり、クラシックでは「舌で止めない」という捉え方で、ジャズやポップスの世界では「音の最後は舌で止める」という捉え方があります。

どちらか一方の習得でまだ使い分けが難しい状態の場合、音の止め方が異なるジャンルの曲を演奏した際は、違和感を感じて戸惑ってしまうことがあります。

見解が分かれてしまいますが、クラシックでは「音の語尾に余韻を持たせるため」という理由で、ジャズでは「音の最後をはっきりとさせるため」という理由がありますので、このことをしっかりと認識した上で、ジャンルや曲想によって音の止め方を使い分けるように心掛けましょう。

舌で止めない場合はどこで止めるのかと言う事になりますが、具体的にどこを使って止めるという明確な箇所を指示されているわけでもありません。

ニュアンス的には「声門で止める」というもので、「ア~」と声を出して歌い口を開けたまま声を止めたときと同じようにする感覚で、この方法が綺麗な余韻が付いて止めることができると言われています。

結果的に奏でている音が綺麗な音であればどのポジションで止めても問題はありませんので、いずれにしても、舌で止める方法と声門で止める方法の両方を習得して併せ持っていると、使い分けが利いて音楽の表現手段が広がるということです。

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