トマソ・アントニオ・ヴィターリ~作曲家解説 楽譜ト短調 【Tomaso Antonio Vitali】 (1663-1745)
トマソ・アントニオ・ヴィターリ(Tomaso Antonio Vitali、1663年3月7日 ボローニャ- 1745年5月9日 モデナ)は、イタリアのヴァイオリン奏者にして作曲家。父のジョバンニ・バティスタ・ヴィターリ(Giovanni Battista Vitali)も有名な音楽家です。
ジョルジョ・パッキオーニ(en:Giorgio Pacchioni)から作曲法を学び、彼の作品はすべて器楽作品であり、ソロ作品やトリオソナタといった作品は、彼の父やアルカンジェロ・コレッリの影響を受けています。
彼は若いころからボローニャのサン・ペトロニオ教会のオーケストラのメンバーでした。
主要作品に「2つのヴァイオリン、チェロ、通奏低音オルガンのソナタ 作品番号1」(モデナ、1693年)や、「ヴァイオリンとチェロとチェンバロのソナタ 作品番号4」(モデナ, 1701年)があります。