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ベースピッキング練習とウォームアップ|ベースフレーズ作り方とスラップtab練習~初心者入門編【ベース基礎・基本】

ピック弾きのポイント

 

ダウン・ピッキング

 

4弦側から1弦側へ弾く下向きの動きをダウン・ピッキングと呼びます。ダウン・ピッキングの弾き方にも色々なスタイルがありますが、手首を活用してあまり大きすぎない動作でピッキングすると、リズムキープもしやすく疲れにくくなります。肩や腕や肘などの部分に余分な力が入らないように気をつけましょう。

 

ダウン・ピッキングの練習①

  • メトロノームに合わせて譜例を何度も繰り返します。疲れてくるとは思いますが、ただ何気に弾くのではなく、それぞれの音の長さや音色などが一定になるように気を付けて、意識しながら繰り返すことが大切です。
  • ゆっくりめのテンポから始めて、音を均一にできるようになれば徐々にピッチを上げていきましょう。

ダウン・ピッキングの練習②

  • ロック系の音楽では、ダウン・ピッキングの連続でビートを刻み続けるというベーススタイルがあり、スピード感やノリなどの表現に適したピッキングで、このような効果を求める場合には必須の奏法だと言えるでしょう。
  • テンポが速く2・3曲分繰り返し弾いていると、かなりの疲労になると思いますので、単純な譜例になりますが中身の濃い練習法になります。
  • 疲れてきてテンポが乱れだすと意味がありませんので、それに耐えうる実力を付けるための充実した要素が含まれていて、単純作業ほど過酷なものはないと言う事です。
  • ライブでこのような楽曲を連続して弾かなければならないというケースも考えられますので、対処する為にまずは余計な力を極力省くことが大切で、基本に忠実に肩や腕などに余分な力が入らないように意識することです。
  • 長時間に渡って続けていると、次第に手首や指などにも力が入ってきますので、適度な休息を挟みながら、あまり無理をし過ぎない程度で練習するようにしましょう。
  • ある程度の感触が掴めて一定にキープできるようになれば、あとは実際の曲に合わせて演奏してみるのが良いでしょう。

 

アップ・ピッキング

 

基本のダウン・ピッキングに対して、手首を反対に返してピッキングを行う動きをアップ・ピッキングといいます。ダウン・ピッキングと組み合わせるとオルタネイト・ピッキングになります。

 

ダウン・アップの基礎練習

  • ダウン・ピッキングだけで弾くよりも速いフレーズが可能となり、省エネピッキングになります。

 

オルタネイト・ピッキング

 

オルタネイト・ピッキングは、ダウン・ピッキングとアップ・ピッキングを交互に用いて、手が一往復する間に2回弦を弾く奏法で、効率の良いピッキングスタイルが特徴的です。

 

オルタネイト・ピッキングは1往復で2度弦を弾く省エネピッキングですので、ダウン・ピッキングのみの奏法に比べて速いフレーズが可能になります。

 

また、譜例のようにリズムがシンコペーションになっていたり16分音符を含む場合に、オルタネイト奏法の特徴が生かされます。休符やシンコペーションの部分でピッキングを空振りさせ、リズムをキープしながらの演奏を可能にします。

 

このようにピッキングを空振りさせることを、空ピッキング(空ピック)などと呼びます。シンコペーションのフレーズなどは空ピックを入れたオルタネイトで演奏するといいでしょう。

 

オルタネイト・ピッキングの練習①

  • 最初のうちは全てピッキングしてしまっても構いませんので、ダウン・アップの音を確認しながら練習してみてください。
  • 次にメトロノームを使用した上で、休符の部分の空ピックを意識しながら練習するようにします。
  • 慣れてきた際は、この譜例のような譜面を見た時に自然にオルタネイトで演奏できるようになります。

オルタネイト・ピッキングの練習②

  • オルタネイトに慣れてくると、譜例のようなフレーズの場合は、初めの8分音符2つをダウンで弾き、その後の16分音符が含まれている箇所を空ピック入りのオルタネイトで弾くという具合に、使い分けて演奏できるようになります。
  • オルタネイトは空ピックを交えて演奏することが多いですが、絶対に空ピックを入れなければならないと言うわけではないので、気軽に構えて練習しましょう。

 

 

 

指弾きのポイント

 

ツーフィンガーでの8ビート

 

ツーフィンガーでもピック弾きと同様に、まずはそれぞれの音の音色、強さ、長さなどが均一になるように練習を行います。

 

ツーフィンガーでの8ビートの練習①

  • ツーフィンガーの指の始動は、人差し指でも中指でもどちらからでも問題ありませんが、上級の演奏者では中指からの始動が多いようです。
  • メトロノームを使用して、ゆっくりめのテンポからスタートし、それぞれの音が均一になるように練習してください。
  • 基本のフォームがとても重要で、できていないと中指の音が強くなってしまったりするので、人差し指と中指を同じ感覚で弦に当て、音を均一にすることを意識しましょう。
  • ある程度安定して弾けるようになれば、コードを変えて左手を少し動かしてみるのもいいでしょう。

ツーフィンガーでの8ビートの練習②

  • 「ドレミファソラシド」の音階をそれぞれ2回ずつピッキングするという譜例ですが、アクセントは付けずに音の均一を意識して練習するようにして下さい。
  • それぞれの音がすべて同じような音色・強さ・長さになるように、機械的な安定感を生み出せるようになればOKです。どの練習でもそうですが、必ずメトロノームを使用して練習するようにしてください。

 

ツーフィンガーでのアクセント

 

音の均一化をマスターした次のステップは、その均一化を解いてアクセントを付ける練習を行います。

 

ツーフィンガーでのアクセントの練習①

  • 最初のうちは、アクセントの付いている音を弾く指(人差し指or中指)を理解して練習することです。
  • 慣れてきた際は、この4種類のアクセントパターンの組み合わせを変えて弾いてみるのもいいでしょう。途中で混乱しないように気を付けてください。

ツーフィンガーでのアクセントの練習②

  • 実際の楽曲でも多く見られるフレーズの譜例ですが、このような音の動きのフレーズでは、動いている側の音にアクセントを置くと良いでしょう。
  • 複数の弦にまたがるフレーズの際は、高音側の弦を中指で演奏する方が弾きやすいと思いますので、始動が人差し指の方も、このようなフレーズの場合は中指始動の方が効率が良く弾きやすいでしょう。

 

ツーフィンガーでのオルタネイト

 

ピック弾きのオルタネイト・ピッキングと同様に、指弾きも人差し指と中指を交互に使用するピッキングをオルタネイト・ピッキングと呼びます。ツーフィンガー自体の動作がオルタネイトになります。

 

ツーフィンガーでのオルタネイトの練習①

  • ツーフィンガーの動作は、人差し指か中指のどちらから始動させるかで、その後の展開が大いに左右されることになります。
  • この譜例で人差し指から始めた場合は、最後の2弦から4弦の移動に無理が見られるので、このフレーズの場合は中指始動が理想的で自然な形になります。

ツーフィンガーでのオルタネイトの練習②

  • この譜例を人差し指始動か中指始動で通常通り弾くと、効率が悪い弾き方になってしまいます。このようなフレーズの場合は、音の動きに合わせて臨機応変にオルタネイトを崩して弾くとよいでしょう。
  • ツーフィンガーはオルタネイトが基本になっている奏法ですが、楽曲の雰囲気やフレーズの進行などを考慮して、指の動きを変化させても問題ありませんのでセンス良く対応しましょう。

 

 

 

ウォームアップ・フレーズ

 

スポーツで重要なウォームアップ(ウォーミングアップ)と同様に、繊細な指の動きが要求される楽器演奏でも、ウォームアップ(ウォーミングアップ)は非常に大切なものとなります。

 

特にフィンガリングのウォームアップは、その後の演奏に備える上での重要なルーティンの一つです。日々のウォームアップ(ウォーミングアップ)の積み重ねで、フォームに無駄をなくしてスムーズなフィンガリングが身に付いていくという効果も期待できます。

 

4本の指を分け隔てなく動かす習慣によって偏りを無くすことや、それぞれの指を単独で自在に使いこなせるようにしたり、また日々の継続の効果で手の小さい方の指の開きにもつながります。

 

ウォームアップ(ウォーミングアップ)の時は、アンプに必ずしも通す必要はありませんので、まずは楽器に触れている時間を増やし、毎日少しずつでも続けることが大切です。

 

ウォームアップ・フレーズにおいても、バランスの良いピッキングが行えているか確認するために、各音が同じようなバランスで均一に発音されているか常にチェックし、フレットの際を押弦することや、音がビビらないようにすることなど、基本的な要素も忘れずに弾くようにしましょう。

 

また、どのような指使いのフレーズでもリズムを乱さず弾けるようになるために、必ずメトロノームを使用して規則正しいリズムで弾くことが重要です。

 

譜例ではテンポの指定はありませんが、ゆっくりしたテンポから速いテンポまでをメトロノームで設定し、音のバランスを意識しながらハイポジションまで続けて弾きましょう。

 

クロマティック・フレーズ(定番)

  • 一般的にウォームアップ・フレーズの定番として用いられるのが「クロマティック・フレーズ」で、「クロマティック」は「半音による動き」のことを指します。
  • フレットは半音構成ですので、ベースやギターでは1フレットずつの動きということになります。基本の4フレット・フォームを維持して2小節ごとを1ポジションで弾いていきましょう。

クロマティック・フレーズ(変形)

  • 定番の「クロマティック・フレーズ」を変形させたもので、始まりの指の動きは、人差し指→薬指→中指→小指になります。
  • 慣れるまでは必要以上に指が乱れてしまいますが、極端に指を弦から離さないように、指板からの高さを一定に保った上で、基本の4フレット・フォームを維持して2小節ごとを1ポジションで弾いていきましょう。

クロマティック・フレーズ(6連)

  • クロマティック・フレーズの定番を応用して6連符にした譜例で、3連系リズムが苦手な方のエクササイズにもなります。
  • 基本の4フレット・フォームを維持して、2小節ごとを1ポジションで弾いていきましょう。

2フィンガー・フレーズ(1セット)

  • 2フィンガーの1セットを小節ごとのフレーズとした譜例で、動き自体はクロマティック・フレーズの定番に準じたものになります。
  • 薬指と小指の押弦力の強化にもなるこのウォームアップ・フレーズは、3小節ごとを1ポジションで弾いていきましょう。

人差し指ホールド・フレーズ

  • 人差し指をホールドしたまま行うウォームアップ・フレーズで、2拍ずつ弦から人差し指を離さずに押弦したままフレーズを弾きます。
  • キープ力を補えるウォームアップ・フレーズで、押弦に必要な筋力を鍛える押弦力の強化や、音がビビっていないかをチェックする押弦位置の確認にも役立ちます。

  





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