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交響曲第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」 第3楽章

 

 

チャイコフスキー音楽の発展史が描かれている第3楽章

 

チャイコフスキーは1891年に、着想を得た『人生』をテーマにした変ホ長調の交響曲を途中まで書いています。

 

出来栄えに満足出来ず結果的には未完に終わり、ピアノ協奏曲第3番に改作しましたが、この『人生』というテーマは彼の中で引き継がれていたようで、「交響曲第6番」に受け継がれています。

 

弟のモデストはこの曲のテーマとしていくつかの証言を残していますが、チャイコフスキー自身は「人生について」としか語っていません。リムスキー=コルサコフの回想によれば、初演の際、演奏会の休憩中にチャイコフスキーにその点を確かめてみた時には「今は言えないな」と答えたと言います。

 

チャイコフスキーは「悲愴」の第3楽章で、人生の闘いや奮起を音楽にしていて、弟のモデストは彼の音楽の発展史を描いていると語っています。

 

第3楽章は、ベートーヴェン以来の伝統であるスケルツォと行進曲による二部構成で、12/8拍子のスケルツォ的な楽想の中から4/4拍子の行進曲が次第に力強く現れ、最後は力強く高揚して終わります。

 

チャイコフスキーは度々イタリアを訪れ、好んで民族舞踏や音楽に接し吸収していました。第3楽章冒頭のスケルツォ主題はタランテラ主題とも呼ばれ、イタリア南部地方の民族舞踏タランテラと同じリズムを持っています。

 

 

 
  







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