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組曲《くるみ割り人形》Op.71a 6. 中国の踊り【チャイコフスキー】~音楽作品 名曲と代表曲

 

 

お茶の精が踊る『中国の踊り』

 

チャイコフスキーの他の2曲のバレエ音楽、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」と合わせて、<三大バレエ>と呼びならわされています。

 

この三つのバレエ音楽は、古典バレエという伝統的な様式に沿いながら、それまでのバレエ音楽が舞踊の単なる伴奏の域に留まっていたのを改めて、音楽が劇の流れに積極的に参加して、音楽的な統一感が計られました。

 

そして同時に、チャイコフスキーの音楽すべてに共通して聴かれる抒情的な魅力とあいまって、聴くだけでも楽しむことのできるようなバレエ音楽が生み出されました。

 

その意味で、この「くるみ割り人形」をはじめとするチャイコフスキーの3曲は、バレエ音楽史の上で極めて重要な位置を占めています。

 

《くるみ割り人形》では、チョコレートの精、コーヒーの精、アーモンド菓子の精など、お菓子の国に住む妖精たちによって華麗なダンスが披露され、『中国の踊り』ではお茶の葉の妖精が中国をイメージした踊りを踊っています。

 

中国でのお茶の歴史は古く、漢の時代からお茶が飲まれていたようで、当時は嗜好品というよりは薬としての役割が強かったといいます。

 

日本ではお茶の中でも緑茶が好まれて飲まれていますが、中国においても緑茶は最もポピュラーなお茶で、中国本土で消費される中国茶全体の消費量の7~8割が緑茶であると言われています。

 

中国の代表的な緑茶は「龍井茶(ロンジンチャ)」というもので、茶葉を摘み取った後に加熱処理を行ない酸化発酵を止める無発酵茶で、中国では日本のお茶とは対照的に、加熱の際に茶葉を蒸さずに釜炒りする方法が主流のようです。

 

 

 
  





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