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ハンガリー舞曲 第5番

 

 

「第5番」は曲集の中でも特に有名で人気の高い作品

 

《ハンガリー舞曲集》は1869年の作品で、ハンガリーのジプシー(ロマ)音楽に基づいて編曲した舞曲集であり、全21曲のうち第5番が特に有名で広く知られています。

 

ブラームスは1850年代の前半(20歳頃)に、ハンガリー出身のヴァイオリニスト、エドゥアルト・レメーニの伴奏者としてドイツの各地で演奏旅行を行っていました。

 

その際にレメーニからジプシー音楽(ロマの民族音楽)のことを聞き、魅了されたブラームスは自らも採譜したものを中心に、4手のピアノ用作品としてまとめて出版しました。

 

これが元々の「ハンガリー舞曲集」で、第1、2集が1869年に出版されると大好評となり、1880年には第3、4集が刊行され全部で21曲の作品となりました。

 

しかし、この作品の成功を知ったレメーニを始めとするハンガリーの音楽家たちは、この作品は盗作であるとして憤慨し、裁判にまで至り訴訟問題となりました。

 

結果はブラームスが「作曲」ではなく「編曲」としておいたことが幸いして、ブラームスが勝利し事態は収まりました。

 

ハンガリーの世界遺産 ブダ城

 

 

ハンガリー舞曲では、ジプシー音楽の特徴が大きく取り入れられており、ハンガリー民謡の「チャールダーシュ(チャルダッシュ)」にも見られるようなリズムの緩急や変化が織り込まれています。

 

管弦楽用に再編曲された「第5番」は特に有名で、曲自体はケーレル・ベーラの「チャールダーシュ"Bártfai emlék"」によるものです。

 

オーケストラ版編曲はブラームス自身を始め、ドヴォルザークは《ハンガリー舞曲第4集》を管弦楽用に編曲し、モーリッツ・モシュコフスキ、ジョルジュ・シフラなどがピアノ独奏曲用に編曲しています。

 

 

 
  





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