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ジョン・フィリップ・スーザ 【John Philip Sousa】 (1854-1932)

 

 

ジョン・フィリップ・スーザ(John Philip Sousa, 1854年11月6日 - 1932年3月6日)は、ワシントンD.C.生まれのアメリカの作曲家、指揮者。

 

100曲を越える行進曲を作曲したことからマーチ王と呼ばれ、またオペレッタも多く作曲しました。

 

母はドイツ系で、父はスペイン出身で大統領直属ワシントン海兵隊楽団のトロンボーン奏者です。

 

周囲に音楽が溢れている環境の中で、スーザは自然に音楽と親しむようになり、7歳の時に音楽の勉強を始め楽器演奏の他に声楽にも熱中しました。

 

熱中するあまり勝手に楽団に潜り込んで演奏に加わり、加わった先の一つが少々ならず者の集団だったこともあり、父の紹介で13歳の時にワシントン海兵隊楽団に入団しました。

5年間在籍しましたが、やがてワシントン海兵隊楽団を退団して、各地のオーケストラやバンドを転々とするようになり、その最中にはアーサー・サリヴァンなどと親しくもなりました。

 

1880年に古巣のワシントン海兵隊楽団から指揮者に指名され楽団に復帰、「ワシントン・ポスト」や「雷神」はこの時期の作品となります。

 

スーザの行進曲はヨハン・シュトラウス2世のワルツやポルカと同じように、クラシック音楽の吹奏楽作品としては群を抜いて優れたものであり、吹奏楽の行進曲だけで名を残し、尚且つそれは1曲や2曲だけに留まらず、何曲もの行進曲が世界各地で演奏されています。

 

  




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