DTM/DAW関連用語【ヒ】
DTM/DAW関連用語 |
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ピアノ・ロール |
表記 |
〔piano roll〕 |
解説 |
シーケンス・ソフトにおけるエディット用画面の一種。一般的には縦軸に音の高さ、横軸に時間、音符を横棒で示されます。穴の空いた巻紙状の演奏情報に従ってピアノを自動演奏させた「ピアノロール」に形状が似ていることから、ピアノロールという呼称が浸透しました。ソフトウェアによって示され方や操作方法は異なりますが、画面上で音の高さや長さ、発音のタイミングなどのエディット作業に加え、ダイレクトに音符データを書き込むことも可能です。またベロシティやコントロール・チェンジの情報をグラフ化して、画面上でのエディットを可能にしたものもあります。 |
DTM/DAW関連用語 |
ピッチ・コンバージョン |
表記 |
〔pitch conversion〕 |
解説 |
→タイム・コンプレッション |
DTM/DAW関連用語 |
ピッチ・ベンダー |
表記 |
〔pitch bender〕 |
解説 |
シンセサイザーなどの鍵盤楽器に装備されているコントローラーの一種で、鍵盤で弾いた音の高さを上下させるコントローラー。通常は鍵盤の最低音の左側に配置されており、モジュレーションのコントローラーと兼用の場合もありますが、多くの場合は別々で併置されています。機種によって様々な形状がありホイール型、レバー型、ジョイスティック型、リボン型などがあります。一般にピッチ・べンダーによって上下可能な音域幅は、ピッチ・ベンド・センシティビティまたはピッチ・べンド・レンジなどのパラメーターで設定することができ、この値を大きくするとピッチ・べンダーの少しの動作で大きなピッチ変化が得られます。 |
DTM/DAW関連用語 |
ピッチ・ベンド |
表記 |
〔pitch bend〕 |
解説 |
鍵盤楽器において鍵盤で弾いた音の高さを、さらに高くしたり低くしたりする効果。一般的には階段状ではなく、滑らかに連続して変化させることが可能なので、半音よりも細かいピッチを表現することができます。通常はピッチ・べンダーで効果を与えますが、ペダルやブレス・コントローラーによって効果を得ることもできます。MIDIでは独立したチャンネル・ボイス・メッセージ「EnH」として送受され、16,384段階でコントロールすることができます。一般にシーケンサーではピッチを高くする場合は+1~8,191、低くする場合は-1~-8192のデータ値で表現する場合が多いです。また、実際にこの値がどの程度のピッチ変化を生み出すかは、ピッチ・べンド・センシティビティまたはピッチ・ベンド・レンジなどのパラメーター設定に依存されます。 |
DTM/DAW関連用語 |
ビット |
表記 |
〔bit〕 |
解説 |
コンピューターが扱うことのできるデータの最小単位で、「2進数字(binary digit)」の略。2進法の1桁に相当し、1ビットで表現できるのは「0」か「1」の2通りの状態です。 |
DTM/DAW関連用語 |
非破壊 |
表記 |
〔non-distructive〕 |
解説 |
→ノン・ディストラクティブ |
DTM/DAW関連用語 |
ピッチ・シフター |
表記 |
〔pitch shifter〕 |
解説 |
エフェクターの一種。入力された音のピッチを変換して出力します。 |
DTM/DAW関連用語 |
ピッチ・シフト |
表記 |
〔pitch shift〕 |
解説 |
音の長さを変えずに音程を変更する編集機能のこと。主にDAWや波形編集ソフトに搭載されています。 |
DTM/DAW関連用語 |
ビット・レート |
表記 |
〔bit rate〕 |
解説 |
所定の時間内に何ビットのデータが処理、または送受信されるかを示す用語。「ビット毎秒(bps:bits per second)」という単位で示されます。 |
DTM/DAW関連用語 |
ヒューマナイズ |
表記 |
〔humanize〕 |
解説 |
MIDIシーケンサーの機能の一つ。人間が演奏しているニュアンスを表現するために、音をジャスト・タイミングから僅かだけ前後に微妙にズラす機能のこと。一般に音符データのタイミングを合わせるクオンタイズの付加機能であり、機械的になりがちな演奏を和らげるための機能です。 |