DTM/DAW関連用語【G】
DTM/DAW関連用語 |
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GarageBand |
解説 |
アップル社が開発したMacOS X、iOS用の音楽ソフトで、一部のMacintoshには同梱されています。簡易に楽曲制作を行えることをコンセプトに、ループ素材を組み合わせて楽曲を構成していくスタイルが中心となり、オーディオ録音にも対応しています。楽器音の種類も充実しており、一般的なリアルタイム入力やピアノロール、スコアを用いたステップ入力でMIDIデータを打ち込んで発音させることもでき、またディスプレイに表示される鍵盤を使用した入力も可能です。主なエフェクターやループ素材も一通り組み込まれており、DAWソフトウェアとしての機能を充分に備えています。ソフトウェア音源やエフェクターは、AUプラグインでの拡張が可能で、またループ素材の外部供給も可能になっています。 |
DTM/DAW関連用語 |
giga |
解説 |
「10億倍の」という意味。Gigabite(キガバイト)やGigabps(キガbps)といった具合に用いられます。一般に単位の接頭辞は1,000倍(10の3乗)ごとで、「キロ」…1,000倍「メガ」…1,000の1,0000倍(10の6乗)=100万倍「ギガ」…100万の1,000倍(10の9乗)=10億になります。コンピューターの場合は2進数を基本にしているため、慣用的に1,024倍(2の10乗)ごとに接頭辞を付けることが多く、「キロ」…1,024倍(2の10乗)、「メガ」…104万8,576倍(2の20乗)、「ギガ」…10億7374万1,824倍(2の30乗)となります。 |
DTM/DAW関連用語 |
GS フォーマット |
表記 |
〔GS format〕 |
解説 |
MIDI音源標準化の規格で、ローランド社が提唱。規格化の対応には、音色とプログラム・ナンバー、MIDIノート・ナンバーとリズム音色、NRPNと音色パラメーターなどがあります。MIDIデータによる音色の再現性は、GMよりもさらに高い精度になっています。ローランドの固有規格であるGSフォーマットは、キャピタル・トーンと呼ばれる基本音色についてはGMと互換性があり、GSフォーマット対応音源はGMシステムとしても利用することができます。 |
DTM/DAW関連用語 |
GUI |
表記 |
〔graphical user interface〕 |
解説 |
グラフィカルユーザーインターフェースの略語。コンピューターへの指令を、ユーザーが画面上で視覚的に捉えて行動を指定できるもの。このインターフェースがない場合には、ユーザーはコンピューターに文字ベースのコマンドをキー入力してPCを動作させる必要が生じます。 |
DTM/DAW関連用語 |
GM システム |
表記 |
〔GM system〕 |
解説 |
MIDI音源標準化のための規格で、演奏データの再現性を高めるための取り決め。規格化の対応には、プログラム・ナンバーと音色、リズム・パートにおけるMIDIノート・ナンバーとリズム音、他に16パートのマルチティンバー、最低同時発音数などが規格化されています。この規格によりGMシステムに対応していれば、同じMIDIデータで精度の高い同じ演奏を再現することが可能になります。音源方式などについての規定がないため、機種によっては僅かに音色のニュアンスが異なることがあります。GM対応シンセサイザーでは、GM再生用の音色バンクを備えるケースが多いです。 |