音楽用語 【ナ】
音楽用語 |
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長唄 |
読み方 |
〔ながうた〕 |
解説 |
江戸時代に歌舞伎と共に発達した歌と三味線を中心とする音楽。 |
音楽用語 |
ナッシュヴィル・サウンド |
外国語表記 |
〔米:Nashville sound〕 |
解説 |
アメリカ、テネシー州ナッシュヴィルで生まれたカントリー・ミュージックのこと。また、そこで録音、演奏されたポップスを指します。 |
音楽用語 |
ナッシュヴィル・チューニング |
外国語表記 |
〔米:Nashville tuning〕 |
解説 |
フォーク・ギターの変則的なチューニング法。第3~第6弦を1オクターヴ高く調弦します。 |
音楽用語 |
懐メロ |
読み方 |
〔なつメロ〕 |
解説 |
過去のヒット曲。聴くとその時代が懐かしく回想されるような歌のこと。 |
音楽用語 |
浪花節 |
読み方 |
〔なにわぶし〕 |
解説 |
三味線を伴奏にして語る通俗的な語り物で浪曲とも言います。庶民的な義理人情に訴える作品が多いです。 |
音楽用語 |
ナポリ楽派 |
外国語表記 |
〔英:Neapolitan school〕 |
解説 |
17世紀後半~18世紀前半にイタリアのナポリを中心に活動した楽派。オペラ作曲家が多く、A.スカルラッティを始めペルゴレーシ、チマローザらが代表的です。ダ・カーポ・アリア(A-B-Aの図式を持つ典型的なアリアの形式)が現れ、ベル・カント唱法が発達しました。 |
音楽用語 |
ナポリの六 |
外国語表記 |
〔英:Neapolitan sixth〕 |
解説 |
「ナポリの六の和音」ともいいます。短調のⅡの三和音の根音を半音下げ、転回して六の和音(第1転回位置)としたもの。また、そのままの形で長調においても使われます。ナポリ楽派が特に好んだことから名付けられました。次にドミナントの和音に進みます。「-Ⅱ1」と記す。 |
音楽用語 |
奈落 |
読み方 |
〔ならく〕 |
解説 |
劇場の舞台の下や、歌舞伎の花道の床下の空間を指す通称。 |
音楽用語 |
鳴り物 |
読み方 |
〔なりもの〕 |
解説 |
歌舞伎で使う笛や太鼓などの楽器の総称。 |
音楽用語 |
喃語 |
外国語表記 |
〔英:babbling〕 |
解説 |
乳児の言葉になる前の発声。生後1~2カ月頃に「アー」「ウー」などの初期の喃語が始まります。喃語は発声そのものを楽しむかのような音声活動(プレジャーサイン)であり、5~10カ月頃にかけて短い音を繰り返す「反復喃語」が盛んになります。喃語活動は音声言語を学習するための重要な基礎活動となります。 |