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音楽用語 【ハ】

音楽用語

バイエル

外国語表記

〔独:Beyer〕

解説

ドイツの作曲家フェルディナント・バイエル(1803~1863)が手掛けたピアノ教則本。日本では明治13年に輸入され、音楽教育の研究機関「音楽取調掛」で教員養成に用いられました。その後は現在に至るまで日本のピアノ教育の中心的教材となっています。

音楽用語

バイオリン

解説

→ヴァイオリン

音楽用語

倍音

外国語表記

〔英:harmonic overtone〕

〔独:harmonischer Oberton〕

〔仏:harmonique supérieur〕

〔伊:suono armonico〕

解説

基本の上方にできる基音の整数倍の振動数の音。特に弦の振動によって生ずる音は常に倍音を含んでいます。基音を1として、第2倍音、第3倍音・・・と呼びます。

音楽用語

ハイ・ハット・シンバル

外国語表記

〔米:hi-hat cymbals〕

解説

ドラム・セットに付けられるシンバルの一つ。2枚1組で、フット・ペダルで打ち合わせます。→ハイ・ハット

音楽用語

パイプオルガン

外国語表記

〔英:pipe organ〕

解説

オルガンの中でも本来のものと言えるパイプオルガンを、リード・オルガンや電子オルガンなどと区別する場合に特にこのように呼びます。構造はパイプ装置(フルートに似た音を出すフルー管とリードによって音を出すリード管)、送風装置(古くは”ふいご係”の踏むふいごが用いられていましたが、現在では電気送風機を使用)、ストップ装置(キーとパイプ装置の接続は古典的なオルガンでは機械的に、現在では一部電動式と組み合わされている)からなっています。

音楽用語

ハイ・ポジション

外国語表記

〔英:high position〕

解説

ギターや弦楽器で、胴に近い高い位置の弦を押さえて演奏すること。

音楽用語

バイヨン

外国語表記

〔ポルトガル:baiao〕

解説

ブラジル北東部、バイア州の民謡・ダンス音楽がカーニバルのダンス音楽の影響を受けて都会化したもので、1950年代以後に世界中に広まりました。

音楽用語

パヴァーヌ

外国語表記

〔仏:pavane〕

解説

スペイン起源の16,17世紀の宮廷舞曲。くじゃく(pavo)の動きを真似たゆったりとした威厳に満ちた舞曲で、通常は2拍子ですが3拍子のものもあります。度々パヴァーヌと共通の旋律素材、和声を使用した3拍子の速い舞曲ガヤルドが続きます。

音楽用語

ハウス・ミュージック

外国語表記

〔英:house music〕

解説

クラブ・ミュージックともいいます。1980年代から流行したダンス・ミュージックの形態。DJ(ディスク・ジョッキー)が、何種類かの既製曲のフレーズを組み直し編集して用いたり、スクラッチを用いるなどが特徴です。

音楽用語

端唄

読み方

〔はうた〕

解説

日本の俗謡の一種で大半は作詞・作曲者不詳。1分ないし3分程度の三味線を伴奏とする小歌曲で、江戸末期から明治にかけて大流行しました。

音楽用語

バウンス

外国語表記

〔米:bounce〕

解説

「弾む」「跳ねる」という意味で、音符を弾ませて演奏すること。特に8分音符や付点音符を3連符にしてスウィング感を出すこと。

音楽用語

ハ音記号

外国語表記

〔英:C-clef〕

〔独:C-Schlüssel〕

〔仏:clef de ut〕

〔伊:chiave di do〕

解説

音部記号の1つ。譜表上で1点ハ音の位置を示す記号。音域に応じて各線上に置かれ、第1線に置かれるものをソプラノ記号、第2線に置かれるものをメッゾ・ソプラノ記号、第3線に置かれるものをアルト記号、第4線に置かれるものをテノール記号といいます。

音楽用語

パーカッション

外国語表記

〔英:percussion instrument〕

〔独:Schlaginstrument〕

〔仏:instrument a’percus-sion〕

〔伊:strumento a percussione〕

解説

打楽器の総称。音律を持つ打楽器と持たない打楽器があります。音律を持つものは主にマリンバ、シロフォンなどの鍵盤打楽器です。音律を持たないものは、材質によって太鼓のように膜を振動させる楽器と、木や金属自体を振動させる楽器があります。太鼓の中でティンパニは正しく音律を調整できる唯一の楽器です。

音楽用語

パガテル

外国語表記

〔仏:bagatelle〕

〔独:Bagatelle〕

解説

通常はピアノ(クラヴサン)小品の名称。F.クープランに最初期の例がありますが、ベートーヴェンのop.33、op.119、op.126、20世紀ではバルトークのop.6が有名です。但しウェーベルンは弦楽4重奏曲op.9にバガテルのタイトルを使っています。

音楽用語

外国語表記

〔英:beat〕

解説

ビート。拍子を作る単位。一定の時間的間隔を持って数えられるもので、小節の中での拍の位置によりアクセントの強弱(すなわち強拍/弱拍)が生まれ、その組み合わせにより各種の「拍子」が作られます。/td>

音楽用語

箱バン

読み方

〔はこバン〕

解説

クラブやレストラン、キャバレーなどで一定期間契約して演奏するバンドのこと。

音楽用語

バージョン

解説

→ヴァージョン

音楽用語

ハシる

解説

一定のテンポをキープできずに速く演奏してしまうこと。

音楽用語

バス(ベース)

外国語表記

〔英:bass〕

〔伊:basso〕

解説

①男声の声種のうち最も低い音域のもの。 ②楽曲の最も低いパートを指し、和音の基礎を成します。 ③楽器の音域でバスに相当する低い音域を奏するもの。バス・クラリネット、バス・テューバなど。 ④コントラバスの略。

音楽用語

バース

解説

→ヴァース

音楽用語

バス・クラリネット

外国語表記

〔英:bass clarinet〕

解説

通常のクラリネットよりも1オクターヴ低いクラリネット属の楽器。変ロ調のものが一般的に使用されています。形状は金属製の湾曲部を持ち、音色は特に中音域以下はクラリネットほどの輝きを持ちませんが、ファゴットよりも太く力強い音を発します。

音楽用語

バスティン・メソッド

外国語表記

〔英:Bastien Method〕

解説

アメリカのピアノ演奏家・教育家であるジェームズ・バスティン、ジェーン・バスティン夫妻によるピアノ・メソッド。数多くの教本が出版されていますが、著書の主なものに1963年の『ミュージック・スルー・ザ・ピアノ』、1976年の『バスティン・ピアノ・ライブラリー』があります。このメソッドでは全調を導入期より用いることによる調性感の育成、シャープやフラットの多い調を容易に読譜する「指向性読譜(米:directional reading)」という読譜法の使用、現在の子供の世界に合った現代的な手法や音の扱い方などが特徴として挙げられます。

音楽用語

バス・ドラム

外国語表記

〔英:bass drum〕

〔独:grosse Trom-mel〕

〔仏:grosse caisse〕

〔伊:gran cassa〕

解説

大太鼓。大きな胴の両面に皮を張り、スポンジやフェルトを巻いた大きなマレットで叩く打楽器。ドラム・セットの場合は床に置きフット・ペダルで叩きます。片面だけに皮が張られているものもあります。

音楽用語

パストラーレ

外国語表記

〔独:Pastorale〕

〔英・伊:pastorale〕

〔仏:pastourelle〕

〔伊:pastorello〕

解説

「田園風、田園の」を表す言葉。ベートーヴェンの『交響曲第6番』の標題はこの意味で使われています。①羊飼いの音楽を模した器楽または声楽作品。キリスト生誕の描写に羊飼いが出てくるため、8分の6拍子、8分の12拍子で美しい旋律とドローン(長い持続低音)を特徴とするクリスマスの田園音楽を特に指します。バッハの『クリスマス・オラトリオ』、ヘンデルの『メサイア』のシンフォニア等の例があります。 ②オペラの先駆的要素を持つ田園劇。16,17世紀にフランスで発達しました。

音楽用語

パスピエ

外国語表記

〔仏:passepied〕

解説

8分の3拍子、8分の6拍子の速い舞曲。フランスのブルターニュ地方に由来すると言われ、ルイ14,15世の宮廷で流行しました。カンプラのオペラやドイツの組曲に見られます。

音楽用語

バスーン

外国語表記

〔英:bassoon〕

解説

→ファゴット

音楽用語

バセット・ホルン

外国語表記

〔英:basset horn〕

〔独:Bassetth-orn〕

〔仏:cor de basset〕

〔伊:corno di bas-setto〕

解説

クラリネット属の楽器でへ調の移調楽器。バス・クラリネットのように朝顔が前に折り曲げられています。モーツァルトの『レクイエム』やリヒャルト・シュトラウスの作品に用例がありますが、現在ではほとんど用いられていません。

音楽用語

読み方

〔ばち〕

解説

①三味線や琵琶などの弦をはじいて鳴らす道具。 ②太鼓や銅鑼などを打ち鳴らす棒。

音楽用語

バックグラウンド

外国語表記

〔米:background〕

解説

ヴォーカルや楽器のソロの背景にある伴奏のこと。リズム・セクションの伴奏のリズミック・バックグラウンド、コード進行を担うハーモニック・バックグラウンド、オブリガートやフィル・インをするメロディック・バックグラウンドがあります。

音楽用語

バックグラウンド・ミュージック

外国語表記

〔英:background music〕

解説

背景音楽、略してB.G.M.(ビー・ジー・エム)。①映画やドラマなどの伴奏音楽。 ②学校の登下校、職場などの作業効率を高めたり、ホテル、病院などで人の気持ちを落ち着ける等の目的で流れる音楽。環境音楽にも用いられます。

音楽用語

バッグパイプ

外国語表記

〔英:bagpipe〕

〔独:Sackpfeife,Dudelsack〕

〔仏:musette, cornemuse〕

〔伊:cornamusa〕

解説

ヨーロッパ、中近東に分布する木管楽器。 風袋に空気を吹き込み、それを脇で挟んで旋律を奏する管に空気を送り込みます。旋律用の管と持続低音(ドローン)の管が数本あります。スコットランドの楽器が特に有名。

音楽用語

バック・ミュージシャン

解説

主にソロ歌手や小編成のユニットの後ろで生演奏をするバンドのこと。

音楽用語

撥弦楽器(はつげんがっき)

外国語表記

〔英:plucked stringed instruments〕

解説

弦楽器のうち、指などで弦をはじくことにより弦を振動させて音を出す楽器。

音楽用語

パッサカリア

外国語表記

〔伊:passacaglia〕

〔仏:passecaille〕

解説

バロック時代に盛んに作曲された遅めの3拍子で、固執低音(バッソ・オスティナート)を特徴とする連続的変奏曲。通常オスティナートはバスにありますが、他の声部に移されることもあります。J.S.バッハのオルガン用パッサカリア、19世紀の例からはブラームスの『交響曲第4番』第4楽章を挙げることができます。→シャコンヌ

音楽用語

パッシング・コード

外国語表記

〔米:passing chord〕

解説

経過和音。2つのコードをスムーズに結ぶための和音で和音機能を持たないもの。

音楽用語

パッセージ

外国語表記

〔英・仏:passage〕

〔英:run〕

〔独:Gang, Lauf〕

〔伊:passaggio〕

解説

経過句。メロディとメロディの間を経過的に結び付けるフレーズ。

音楽用語(関連)

発達

外国語表記

〔英:development〕

解説

心理学の分野での発達は、個体の発生から死に至るまでの量的質的上昇の変化を指し、このような意味合いでは「成長」と同義語と捉えられます。

音楽用語(関連)

発達課題

外国語表記

〔英:developmental task〕

解説

アメリカの教育学者のハヴィガーストが提唱。発達課題とは人間が正常な発達を遂げる上で、それぞれの年齢段階に応じて達成すべき必要な課題のこと。その課題をクリアすることによって次の段階へ移ることができ、その過程を踏まないと後の課題遂行が困難になります。特に乳幼児期~児童期にかけての発達課題は、家庭の人間関係や「遊び」を通じて習得するとされています。他ではエリクソンのライフ・サイクル説も有名。

音楽用語(関連)

発達段階

外国語表記

〔英:developmental stage〕

解説

発達過程をいくつかの時期に区分したものを指します。それぞれの見解では、フロイトやエリクソンは人格発達の精神分析的観点、コールバーグは道徳判断的観点、ピアジェは認知発達の観点から見ています。例えばピアジェの主張では、感覚運動期(0~2歳)、前操作期(2~7歳)、具体的操作期(7~11歳)、形式的操作期(11、12歳以降)に分類して子供の精神発達を直線的に捉えるのではなく、それぞれの段階の独特の精神構造が現れるとしています。

音楽用語

バップ

外国語表記

〔英:bop〕

解説

ビ・バップともいいます。1940年代初期~中期に現れ、バンドより個人プレイの表現を重んじた革新的なジャズのスタイル。コード進行はリハーモナイズなどで複雑になり、リズム、フレーズも多様になりました。演奏家にディジー・ガレスピー(トランペット奏者)、チャーリー・パーカー(アルト・サクソフォーン奏者)、バド・パウエル(ピアノ奏者)など。

音楽用語

バディネリ

外国語表記

〔仏:badinerie〕

解説

バディナージュ〔仏:badinage〕と同義で「冗談、からかい」の意味。18世紀の組曲中の快活で速い2拍子の楽章に付けられた名称。J.S.バッハやテレマンの組曲に好例がみられますが、最も有名なのはJ.S.バッハの『管弦楽組曲第2番ロ短調』BWV1067です。

音楽用語

パート

外国語表記

〔英:part〕

解説

声部のこと。また、合奏などで個々の楽器を示す時にもパートといいます。

音楽用語

ハード・バップ

外国語表記

〔米:hard bop〕

解説

1950年代のニューヨークの黒人によるジャズ。バップにブルースやゴスペル(黒人霊歌)の要素を加え、より洗練されたジャズ。

音楽用語

ハード・ロック

外国語表記

〔米:hard rock〕

解説

1960年代後半にイギリスで起こった電気機器を用いた大音量のロック。1970年代に全盛となり後のヘヴィ・メタルの原型となりました。

音楽用語

花道

読み方

〔はなみち〕

解説

歌舞伎などの劇場で、観客席を貫いて舞台に通じている道のこと。

音楽用語

バーナム・ピアノテクニック

外国語表記

〔英:A Dozen A Day〕

解説

アメリカのピアノ教育家・作曲家エドナ・メイ・バーナムによるピアノ教本。強い手と柔軟な指を形成することを目的としています。従来のテクニック習得のためのテキストとは異なり、各曲ごとにタイトルと挿絵を入れ子供の心を捉えながら楽しく学ぶ中で、テクニックの向上が図れるように配慮されています。

音楽用語

パネルシアター

外国語表記

〔英:panel theater〕

解説

毛羽だった付着力のある布地(ネル地など)を貼ったパネルに、Pペーパーと呼ばれる化学繊維で作った切り絵を付けたり剥がしたりしてお話や歌遊びを展開させること。絵本や紙芝居と異なり動きを持たせることができるので、子供の集団活動に有効であり、音楽を取り入れると一層子供を惹きつけることができます。

音楽用語

パバーヌ

解説

→パヴァーヌ

音楽用語

ハバネラ

外国語表記

〔西:habanera〕

解説

キューバのハバナ島の舞曲。4分の2拍子のゆったりしたタンゴに似たリズムを持ちます。19世紀後半にヨーロッパで流行し、ビゼーが『カルメン』のアリアで用いて有名になりました。→アバネラ

音楽用語

ハープ

外国語表記

〔英:harp〕

〔独:Harfe〕

〔仏:harpe〕

〔伊:arpa〕

解説

オーケストラで用いるダブル・アクション・ハープ。共鳴胴を右肩にもたせ掛け、両手で弦をはじいて演奏しますが小指は使用しません。弦は47本で変ハ長調に調律されます(46本、41本の楽器もあります)。音の変化は7個のペダルで行われ、1弦につき変ハーハー嬰ハのように半音ずつ変化させることができます。アイリッシュ・ハープ、インディアン・ハープと呼ばれるポータブルな小型ハープもあります。

音楽用語

ハープシコード

外国語表記

〔英:harpsichord〕

〔伊:Cembalo〕

〔仏:clavecin〕

解説

16~18世紀に広く用いられた鍵盤楽器。形はグランドピアノに似ています。鳥の羽軸や革などで出来た小さな爪(プレクトラム)で弦をはじいて発音します。2段鍵盤や2つのストップ(フェルトを駒の近くに当てて特色のある柔らかなピチカートの効果を出す)を備えるものもあります。チェンバロ、クラヴサンともいいます。

音楽用語(関連)

パブロフの犬

読み方

〔パブロフのいぬ〕

解説

ロシアの生理学者パブロフによって命名された条件反射の実験。口の中に物が入ると唾液が分泌されますが、食物を与える前に必ずベルの音を聴かせていると、今度はベルの音だけで唾液の分泌が条件反射するようになります。脳の働きと行動を条件反射の分析から記述したことで、心理学に大きな影響を与えました。

音楽用語

バミる

解説

舞台上に指揮台、譜面台、演奏者用の椅子などの位置が確認できるように、テープなどで目印を示すこと。

音楽用語

ハミング

外国語表記

〔英:humming〕

解説

口を閉じて鼻音で歌うこと。hum.と略記。B.F.(仏:bouche ferméeブシュ・フェルメ=閉じた口)とも書きます。唇の隙間から音を出す歌い方もあり、B.O.(仏:bouche ouverteブシュ・ウヴェルト=開いた口)とも書きます。

音楽用語

ハーモナイズ

外国語表記

〔英:harmonize〕

解説

→ハーモニゼーション

音楽用語

ハーモニウム

外国語表記

〔英・仏:harmonium〕

〔独:Harmo-nium〕

〔伊:armonium〕

解説

リード・オルガンの中で特に吸い込み式で音を出すもの。ストップによって音色や音域を変化させることができます。

音楽用語

ハーモニカ

外国語表記

〔英・仏:harmonica〕

〔独:Harmonika〕

〔伊:armonica〕

解説

リード楽器の一種。息を吹いたり吸ったりすることによって、リードに振動を与え発音させる楽器。手頃な楽器なので古くから愛用され、ブルース、カントリー、フォーク、ロックなどのポピュラー音楽にも使われています。教育楽器としても広く用いられている他、芸術的作品も多く書かれています。→マウス・ハーモニカ

音楽用語

ハーモニゼーション

外国語表記

〔英:harmonization〕

解説

和声付け。メロディにコードを付けること。

音楽用語

ハーモニックス

外国語表記

〔英:harmonics〕

解説

ヴァイオリン属やハープ、ギター等弦楽器の特殊奏法による音。弦上に指を軽く触れ、人工的に振動の節を作り倍音を得る方法。指板を固く押さえる通常の奏法の音より、透明で柔らかな響きが得られます。フラジョレット音ともいいます。

音楽用語

ハモる

解説

コーラスでメロディによく協和するハーモニーを付けて歌うこと。また協和する和音の響きのこと。さらに弦楽器などでも用います。

音楽用語

囃子

読み方

〔はやし〕

解説

日本の舞台芸能における囃子詞と呼ばれる発声や手拍子による伴奏のこと。又はそれを奏する演奏者のこと。

音楽用語

バラード

外国語表記

〔仏:ballade〕

〔独:Ballade〕

〔英:ballad〕

解説

①中世フランスのシャンソンの形式。通常3節で各節は7~8行から成り、AABまたはAABAの形をとります。 ②ドイツ歌曲の「バラーデ」。主として中世の史実、架空の出来事やロマンスを題材として扱った物語風の自由な形式の歌曲。 ③詩を語るような様式の3部形式のピアノ作品に、ショパンやブラームスが使用した名称で邦訳は譚詩曲。 ④イタリア語の「踊る ballare」に由来するイギリスの通俗歌曲。13世紀頃より舞踏的性格を失い、歴史的、物語的、風刺的要素を持つ独唱曲となり、16世紀に盛んに作曲されました。また19世紀の上流社会で歌われた感傷的な歌曲。別名(ヴィクトリアン・ソング) ⑤現在のポピュラー音楽においてラヴ・ソング、特に求愛の歌を指します。 ⑥ジャズで原曲の旋律を尊重した上で即興することをバラード演奏と言います。遅いテンポのものはスロー・バラードと呼ばれます。

音楽用語

ばらの騎士

外国語表記

〔独:Der Rosenkavalier〕

解説

1911年初演で全3幕。18世紀のウィーンの華やかな時代が舞台で、ホーフマンスタールのドイツ語台本による作品。貴族の生活の中で繰り広げられる情事や愛の物語を描いた作品。第1・2・3幕のワルツが有名。

音楽用語

パラフレーズ

外国語表記

〔仏・英:paraphrase〕

解説

「意訳」の意味。ある楽曲を変形あるいは編曲して、他の楽器のための自由な楽曲としたもの。リストの『リゴレット・パラフレーズ』など。

音楽用語

バリトン

外国語表記

〔英:baritone〕

解説

①男声の声種でテノールとバスの中間にあたります。 ②楽器の音域で、人声のバリトンになぞらえることのできる種類のもの。バリトン・サクソフォーンなど。 ③サクソルン属の変ロ調の金管楽器で、音域、奏法などはユーフォニアムに共通します。

音楽用語

バルカローラ

外国語表記

〔伊:barcarola, barcarula〕

〔仏:bar-carolle〕

〔独:Gondellied, Barkarole〕

〔英:gondlier song〕

解説

「舟歌」。ヴェネツィアのゴンドラ漕ぎの舟歌、またはそれを模倣した器楽、声楽作品。8分の6拍子、8分の12拍子でゆったりとした波の揺れを表す伴奏の音形に特徴があります。メンデルスゾーンの『無言歌集』に3曲、ショパンのop.60、オッフェンバックのオペラ『ホフマン物語』の第2幕が典型的な例です。

音楽用語

バール形式

外国語表記

〔独:Barform〕

解説

ドイツの詩の形式の1つでAーAーBの形を取るもの。この形式の変化したものは、3部形式やソナタ形式に近いものがあります。

音楽用語

パルティータ

外国語表記

〔伊:partita〕

解説

変奏曲と組曲の両方の意味で、16~18世紀に使用された言葉。主としてイタリアでの初期には変奏曲の意味、ドイツではバッハの例にも見られるように組曲の意味で使われました。

音楽用語(関連)

ハロー効果

外国語表記

〔英:halo effect〕

解説

対象となる個人の一般的印象によって、その個人の特定の特徴についても影響されることをいい、後光効果、光背効果ともいいます。例えば自身が好意を持つ人に対しては、能力やパーソナリティを高く評価すること、また逆に教師が生徒の劣っている一部を見て他のすべてを低く評価してしまうなどです。評定者は公平を期するために、このハロー効果を最小にするように心掛けなければなりません。

音楽用語

バロック音楽

外国語表記

〔英:baroque music〕

解説

約1600年~1750年の西洋の芸術音楽に対する呼称で、ルネッサンスと古典派の間に位置します。ヤコポ・ペーリが1600年に『エウリディーチェ』、またモンテヴェルディが1607年に『オルフェオ』を上演し、オペラが生み出されたのがこの時代です。次いで対位法による様式(フーガなど)が確立され、さらに弦楽器の発達により器楽曲も多く作られ通奏低音が普遍的になり、組曲、トリオ・ソナタ、コンチェルト・グロッソが完成されました。イタリアを中心にドイツ、フランス、イギリス等で栄え、ヴィヴァルディ、J. S.バッハ、ヘンデルらが代表的作曲家です。バロックとは「いびつな真珠」という意味のポルトガル語。

音楽用語

ハワイアン・ギター

外国語表記

〔英:Hawaiian guitar〕

解説

「スティール・ギター」ともいいます。ハワイアン・ミュージックで用いられる楽器で、長方形が主で膝の上または脚を付けて演奏します。左手に持つ金属で指板を押さえながら、右手にピックをはめて撥弦します。グリッサンドやヴィブラート奏法が特徴です。

音楽用語

ハワイアン・ミュージック

外国語表記

〔英:Hawaiian music〕

解説

ハワイや南太平洋、ポリネシアの音楽とアメリカのポピュラー音楽が混合した音楽。ウクレレ、スティール・ギターなどを用いてハワイの雰囲気を出します。

音楽用語

半音

外国語表記

〔英:semitone〕

〔独:Halbton〕

〔仏:demi-ton〕

〔伊:semitono〕

解説

全音の半分の音程。短2度または増1度。全音階中に含まれる半音を全音階的半音、変化記号による変化で作られた半音を半音階的半音と言います。

音楽用語

半音階的音程

外国語表記

〔英:chromatic interval〕

解説

全音階的音階(全音階)に含まれる14種の音程以外のすべての音程をいいます。半音階的音程の2音を音階の固有音として持つ長調はありません。増1度、増5度、増6度など。

音楽用語

パンク・ロック

外国語表記

〔米:punk rock〕

解説

1970年代後半にニューヨークとロンドンで相次いで起こった過激なロック。特にイギリスでは経済不況を反映して政治性やアナーキー性を帯び、より過激性でファッション性を強めました。

音楽用語

半終止

解説

→終止

音楽用語

バンジョー

外国語表記

〔米:banjo〕

解説

アメリカの弦楽器。裏板のない円形の胴に羊などの皮が張られています。棹にはフレットが付けられ、弦は4~9本と一定していませんが、5本(ファイブ・ストリングス・バンジョー)のものが多いです。ディキシーランド・ジャズやカントリー・ミュージックなどで多く用いられています。

音楽用語

パンソリ

解説

韓国の伝統芸能の一種で、楽譜がなく人の口から口へ歌い継がれてきた口承文芸。歌い手と太鼓奏者の二人で演じられ、一つのパンソリを完唱するには4~5時間かかります。

音楽用語

ハンド・サイン

外国語表記

〔英:hand sign〕

解説

手の合図で音高や和音などを視覚的に指導する方法。合唱の基礎練習や聴唱法等で活用され、コダーイシステムでも取り上げられています。

音楽用語

バンドネオン

外国語表記

〔西:bandoneo’n〕

〔独:Bandonion〕

解説

1840年代にドイツで考案されたアコーディオンと同属の楽器。アルゼンチン・タンゴの主役を務める楽器で、鋭いスタッカートが演奏できます。アコーディオンのような蛇腹があり、その両端に付けられたボタン式の鍵で演奏します。アストル・ピアソラ、レオポルト・フェデリコらが奏者として有名。

音楽用語

ハンドベル

外国語表記

〔英:handbell,melody bell〕

解説

半音階に調律された取っ手の付いたベル。取っ手は木や皮が用いられているものが多いです。形状は一般のベルと同じで、中に吊るされている舌には音色を柔らかくするために皮のカバーが付いており、振り方によりスプリングで制御されるようになっています。グループでアンサンブルをする場合は大概は一人が2個を受け持ち、数人から数十人が一組となり、自分の受け持っている音を振り鳴らして演奏します。また一人で演奏する場合には、ベルを持ち替えて演奏します。

音楽用語

パンパイプ

外国語表記

〔英:panpipes〕

解説

「パンの笛(パンフルート)」ともいいます。長さの異なる管を、横にいかだ型や円環状に並べて息を吹き込んで鳴らします。古代ギリシャではシュリンクスと呼ばれ、パン神の持物でした。モーツァルト作曲の歌劇『魔笛』のパパゲーノの笛で知られています。

音楽用語

バンプ

解説

→ヴァンプ

音楽用語

反復進行

外国語表記

〔独:Sequenz〕

〔英:sequence〕

解説

ゼクヴェンツ、シークエンス。1つの短い楽句を同じ音型のまま異なった音高で何度か繰り返すこと。

音楽用語

ハンマークラヴィーア

外国語表記

〔独:Hammerklavier〕

解説

①ドイツにおけるピアノの旧称。19世紀にはそれまでのフォルテピアノとの違いを誇示する意味もありました。 ②ベートーヴェンの『ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調』op.106の名称。初版楽譜に「ハンマークラヴィーアのために」と記されていました。(op.101、106、110と共に)

  







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