音楽用語 【ム】
音楽用語(関連) |
---|
ムーヴメント |
外国語表記 |
〔英:movement〕 |
解説 |
想像力を働かせて即興的に表現する身体的な運動のこと。ムーヴメントは感受性を引き出し、心身の調和的発達を助けます。「音楽によるムーヴメント」などがあります。 |
音楽用語 |
無限旋律 |
解説 |
旋律が和声的な終結感を迎えることなく、絶え間なく発展するもの。ダ・カーポ・アリアや番号オペラなどの段落感を避けるため、ワーグナーなどが採用しました。 |
音楽用語 |
無言歌 |
外国語表記 |
〔独:Lied (er) Ohne worte〕 〔英:song (s) without words〕 |
解説 |
メンデルスゾーンのピアノ小曲集(8巻)の名称。各曲に付けられた標題がその曲の情緒や気分を表し、美しい旋律と伴奏の形をとる曲が多いため、歌曲集と似通った印象を与えます。 |
音楽用語 |
鞭 |
外国語表記 |
〔英:whip〕 〔独:Peitsche〕 〔仏:fouet〕 〔伊:frusta〕 |
解説 |
打楽器の一種。2枚の木の板を打ち合わせて鞭のような音を出します。ラヴェルの『ピアノ協奏曲』の開始部で用いられているのが有名。 |
音楽用語 |
無調 |
外国語表記 |
〔英:atonality〕 〔独:Atonalitat〕 〔仏:atonalite〕 〔伊:atonalita〕 |
解説 |
調性のない音楽のこと。主音や属音のような中心となる音や、音の支配関係を否定した作曲法で、20世紀初頭にシェーンベルクによって生み出されました。調性音楽で用いられる3和音を使用せずに、2 度、4度、7度といった不協和な音響を素材とします。シェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』が傑作としてよく知られています。 |
音楽用語 |
ムード・コーラス |
解説 |
日本で独自に発達したポピュラー音楽のスタイル、ジャンルの一つ。コーラスを主体とするハワイアン、ジャズ、ラテンをベースにした歌謡曲。 |
音楽用語 |
ムード・ミュージック |
外国語表記 |
〔米:mood music〕 |
解説 |
イージー・リスニングの中で、夜のB.G.M.向きに作られた音楽。 |