楽器の価格や楽譜のこと

楽器が高そうだけど大丈夫?

上級者(プロ)の方が使用している楽器の多くは、高価な楽器を使用しているケースが多いですが、入門者用の楽器は上位モデルに比べると、大幅に価格面では抑えられています。

国産の楽器メーカーの水準が非常に高いこともありますので、一部に紛れている粗悪品を買わない限りは、入門者用の楽器でも音程・音色の両面で充分に音楽を楽しんで演奏することができます。

弦楽器も同様のことが言えますが、上位モデルと一般的なモデルの価格差は、原材料費の違いによるものだけではなく、主にその加工法や製造過程によって、価格帯の水準に違いが表れています。

例えば金管楽器の主材料である真鍮は、上位モデルの製造工程の場合、切り取られた一枚の板を職人さんの手で叩きながら加工され金属が形作られていきます。

この手作業によって薄く作られたものは、反応の良さと遠くまで音が通る腰のあるサウンドが得られるようになります。

木管楽器も同様に外観が同じように見えるものでも、上位モデルは製造過程に時間と手間が掛かっていますので、ブランド価値もありますが価格の幅にはこのような要素が絡んでいると言う事を認識しておきましょう。

ハンドメイドによって上位モデルを製作しているメーカーは、一般的なモデルに対しても製作技術のノウハウを投入して、機械製作でありながらもコストパフォーマンスの高い楽器を提供しています。

また、音程や音色を左右する管の形状の基本的な設計も、上位モデルと大きく変わることはありませんので、初心者の方でも十分に楽器特有の音色を楽しむことができます。

気を付けなければいけない点は、上位モデルの仕上げを外観のみ模倣した粗悪品を掴まされないことで、あくまでも自身のレベルに相応した質の良い楽器を選ぶことが大切で、くれぐれも「楽器の外観や仕上げが良い割には価格が安い」という理由だけで、選ぶことだけは避けるようにしましょう。

楽譜が苦手だけど大丈夫?

楽譜が読めない又は読むのが苦手で楽器を控えていると言う事がありますが、楽譜はあくまでも制作者の設計図であり、分かりやすく伝えようとしているものなので、楽譜の規則である楽典をしっかりと理解すれば、どなたでも直ぐに読めるようになりますので安心して取り組みましょう。

 楽譜に苦手意識を持ってしまうなどの理由に、分からないことをそのままにしてしまうと言ったことがありますので、すぐに分からないことは解決することが大切で、知っている人に聞いてみたり、音楽の参考書で調べてみると案外簡単に理解できてしまうと言ったことがあります。

楽譜を読み進めて行く上でわからない記号が出てきた場合は、その場で直ぐに調べる習慣を身に付けるようにし、音符だけではなく楽譜に記譜されている文字の意味を調べることも忘れないようにしましょう。

音楽の楽譜の文字はイタリア語で記載されていることが多いですが、その標語には作曲家が望んだ様々なメッセージが込められていますので、楽曲を練習する際に意味を理解しておくと、より上達に役立つことでしょう。

また、楽譜に苦手意識を持つ理由に、譜面に記譜されている細かい音や複雑なリズムが読めないということが挙げられますが、管楽器の譜面はピアノと異なり和音ではなく、一つの単音の読譜で済みますので、そんなに難しく考える必要はありません。

細かい音符が出てきた際も、大幅にテンポを落として演奏すれば、リズムのコツを掴みやすくなりますので、複雑に感じたフレーズもテンポを落とすことでリズムが見えやすくなります。

最初から楽譜を読める人は誰一人いませんので、先ずは初めから楽譜に対して苦手意識を持つのではなく、単純な記号から理解していき、無理をしないでゆっくりと読み進めていくことが大切です。

初めのうちは好きな楽曲から始めることがポイントで、その音源を聴きながらメロディのパートの音符を眺めながら練習することで、次第に慣れていき気付いた時には、少し前まで読めなかった記号の意味や読み方が分かっていることでしょう。

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