音と音楽

迫力のあるオーケストラの響きや、ギターの調べも物理的にはの振動です。
人間の聴覚は波の振動から音の特徴を認識し、脳の中で音楽を理解します。

波の振動が音になる

私たちの普段の生活の中で聞こえる音や、楽しんで聴いている音楽も、物理現象としては疎密波と呼ばれる波の振動によるものです。

海の中で音が聞こえるように、音とは「波の振動」であり空気の振動は正しくはありません。私たちの聴覚と脳が波の振動を分析し、様々な楽器の音を聴き分けたり、各音のピッチを認識したり、ハーモニーを理解したり、リズム・パターンなどを捉えることによって音楽を楽しむことができているのです。

スネアドラムを叩く場合では、スネアドラムに張られた膜が振動します。この膜の振動が膜を取りまく空気に対して、大気圧からの圧力変化を生じさせます。

空気の圧力は膜に押されると上昇し、膜が引くと下降する性質があり、圧力の変化はその回りの空気に次々と伝わっていきます。このときに発生する上下の圧力変化が波の振動として音(音波)になります。

このような圧力変化による波の振動が、人間の聴覚系に伝えられてとして認識されるのです。

脳の働きで音楽になる

地上の世界では空気中を伝わる様々な波が、大気圧との圧力変化によって生じ、その繰り返しの変化を聴覚が捉えて私たちがとして認識しています。

このときに音として伝わる圧力変化の速さと幅が音の性質と関係し、速さがピッチに対応し幅が音の大きさに対応しています。複数のピッチの音が存在する場合には、それぞれの音を分離して聞き分けることもできます。

音楽を聴いたときに感じる楽器の音色、そしてピッチの変化や音量の推移は、聴覚の働きによってもたらされます。さらに脳の働きにより、ピッチの変化によって作り出されるメロディや、ピッチの組み合わせがもたらすハーモニー、そして音の流れで形成されるリズムといったように、楽曲全体の変化を感じることができます。

その情報を使って脳は音楽を理解し楽しむことができるので、音楽は脳の中で作られ心で感じるものなのです。

地上では空気の圧力変化の波によって音が発生する

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