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旋法と長・短音階

旋法とは音階を形成する一定の音組織のことで、音階とは音を高さの順に階段的に配列したものです。音階には音の配列の決まりがあり、様々な音階(旋法)がありますが、大きく分けて「長音階」・「短音階」に分けられます。教会旋法から長・短音階 [英:mode / major&minor scale]西洋音楽ではル...

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長音階(メジャー・スケール)

音を高さの順に階段的に配列したものを「音階」といいます。音階の各音は「構成音」と呼ばれ、下から順に第1音から第8音まで並んでいます。第3音と第4音の間、第7音と第8音の間が半音で、その他は全音からなる音階を「長音階(メジャー・スケール)」といいます。長音階の配列長音階の「長」には英語の”major”...

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短音階(マイナー・スケール)

短音階(マイナー・スケール)には、3種類の異なった様相を帯びた音階があり、「自然短音階」、「和声短音階」、「旋律短音階」があります。自然短音階の配列 [英:minor scale / minor key]短音階の「短」は英語の”minor”が示すように、暗い・悲しいといった意味を持っています。ここで...

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3種類の短音階

自然短音階・・・第2音と第3音、第5音と第6音の間が半音でその他は全音からなる音階和声短音階・・・自然短音階の第7音を臨時記号によって半音上げた音階旋律短音階・・・自然短音階で上行するときのみ第6音と第7音を半音上げる音階自然短音階から<和声・旋律>短音階17世紀頃までの西洋音楽では、音階の終わり(...

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音階の構成音と役割

音階を構成する一つ一つの音には役割があり、特に重要な役割を担う四つの音があります。音階には構成する音が第何音に位置するかによって、それぞれの音に名称があり役割があります。重要なのはその始まりの音である主音(第1音)で、その音階を形成する最重要的な音であり、曲の始まりと終わりには、楽曲を構成する上での...

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調と調号

調はその音階から成る和音を総合し、主音の持つ雰囲気を示すものです。調号は楽譜の初めの音部記号の隣に、その調で使われる変化記号をまとめて記すものです。調と調号 [key / Key signature]長・短音階は始まりの主音の音によって個別の名前が付けられ、主音名を先に付けてハ長調やイ短調といったよ...

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調の相互関係

二つの調の音階に共通の音が多く含まれ、密接な関係にある調同士を近親調といいます。共通の音が少なく関係の薄い調同士を遠隔調といいます。近親調は4種類 [英:relationship of keys]調には似た音の組織で構成されているものと、そうでないものがあります。例えばハ長調とト長調は、#1つ違いの...

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24の調性

5度圏の輪には長調・短調あわせて24の調があり、調によってその曲の雰囲気や音のイメージが決まります。様々な調の性格 [英:24 tonality]人それぞれの感性も異なりますが、調にも24通りの個性があり、クラシックに限らず様々な楽曲を聴いて感じた雰囲気の違いは、速度や曲想による違いもありますが、調...

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転調

ある調の曲が途中で他の調に変わることを転調といい、転調によって様々な効果が生まれます。転調 [英:modulation]曲の途中で調が変わることを「転調」といい、曲の時間的経過における調の変化です。これは作曲家の心理的なものによって起こる行為で、別の調へ音の組織を変化させることで曲想のイメージを変え...

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移調

ある調の曲を別の調に移しかえることを移調といいます。もとの音程関係は変わらず、音の高さだけが上や下に移ります。移調とは曲の高さを変える「移しかえ」を意味します。ヴァイオリンの曲をヴィオラで弾く時や、声楽曲を歌手の声域に合わせるときなどによく行われます。また、鍵盤楽器のピアノでは黒鍵が多くて弾きづらい...

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