ロンド形式は、テーマとテーマの間に様々な素材を挟んで展開していきます。

軽快な曲調で、ソナタや協奏曲などの華やかな終楽章に用いられることの多い形式です。

ロンド形式の反復と変化

ロンド形式のロンドは、フランス語で「まわる」という意味で「A-B-A-C-A-B-A・・」のように、テーマA(ロンド主題)とテーマAの間に様々な素材(エピソード)を挟んで展開する形式で、軽快な曲調で古典派ソナタや協奏曲などの終楽章に用いられることの多い形式です。

複合三部形式の発展した形の一つがロンド形式で、展開ではA(ロンド主題)→B(エピソード)→A(ロンド主題)→C(エピソード)→A(ロンド主題)→D(エピソード)→A(ロンド主題)、このAがロンド主題といわれるもので、何度も出てきますので軽い曲想が好まれます。

このような構成のロンドは、バロックから古典派の初期まで使われ古典ロンドと呼ばれます。

しかし、A以外のエピソード(素材)のまとまりが弱く、流れ去ってしまう傾向があったため、Dのエピソード(素材)の箇所に最初のBのエピソード(素材)を変形したB’に置き換え、「AーBーAーCーAーB’ーA」としました。

すると、二つの「AーBーA」がCを取り囲む形になり、複合三部形式が形成されることになります。

中間部のCはクライマックスを形成するために、非常に長くなることが通例で、このような形式で構成されている楽曲を近代ロンドと呼びます。

そして、何度も繰り返されるテーマA(ロンド主題)を省略するために「A-B-A-C-A」という、省略形も作られ「小ロンド」と呼ばれます。

ロンド形式の楽曲は、古典派ではソナタや交響曲の終楽章に使われていましたが、ロマン派では単独で題が付けられて作曲されるようになります。

ロンドを題名に持つ楽曲で、サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」は拡大されたロンド形式で、各部分の間にはロンドそのものの経過句が橋渡しとなっており、また終わりにコーダが付けられ、そこではAが回想されるのが特徴となっています。

ロンド形式の例

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